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本郷の一言

「熊本こころ相談室」の本郷ひろなか先生が心理学に関する話題を随時更新します

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「熊本こころ相談室」にてチーフカウンセラーを務める本郷ひろなか先生は熊本市内各所で開催しているアドラー心理学や心理カウンセリングに関する講演やセミナーで講師を担当、アルフレッド・アドラーの孫弟子にあたるジョセフ・ペリグリーノ博士からは「私の大事な友人にして弟子であるヒロよ。」と呼ばれる程の絶大な信頼を寄せられているアドラー心理学者のひとりです。本ページでは機能不全家庭で過ごし心理的虐待を受け続けた過去から自ら立ち直った経験のある本郷ひろなか先生が、同じく様々な問題や悩みを抱え苦しんでいる方たちのための一言を綴っていきます。
アドラー心理学にご興味をお持ちの方や鬱 (うつ) 、パニック障害、不登校、引きこもり等で心理カウンセリングをご希望の方は「熊本こころ相談室」までお気軽にお問い合わせくださいませ。

2015年11月16日

幸せに生きていくには、

人が幸せに生きていくためには、幸せな人間関係を作る必要があります。

 

今日は、SMILE勇気づけの人間関係セミナーの後半が行われています。SMILEは、親子関係をモデルケースに、幸せな人間関係を構築していく方法を、これでもかというほど徹底的に教えてくれるプログラム学習コースです。

 

私は、機能不全家庭で心理的な虐待を受けながら育ち、人間関係がうまく行かずに、自分への自信も持てずに、とても苦しんでいました。

 

そんな時に福岡市までSMILEを受講しに行きました。目からうろこでした。「これをやっていけば、自分は幸せになれる。」と直感しました。

 

SMILEの練習をたくさんしました。最初はうまくできないこともあったのですが、練習していくうちにだんだん穏やかな人間関係を作れるようになってきました。

 

そして直感の通り、人間関係もうまく行くようになり、自分へも自信が持てるようになったのです。

 

うちでカウンセラーをしている平川明子先生もブログの中に、「私が変わった」とおっしゃっています。

 

家庭が劇的に良くなったとおっしゃる方もいらっしゃいます。

 

例えば、SMILEでは、感情的になって相手に要求を突き付ける「攻撃的なやりかた」ではない、穏やかな要求の仕方を教えてくれます。

 

攻撃的なやり方しか知らなかった私は、その穏やかなやり方をコツコツと練習していく中で、自分の人格まで変えたのです。

 

もちろん、SMILEを受講するのではなくて、カウンセリングを受けて、自分のやり方を変えていくこともできます。

 

あきらめないでください。幸せになる方法は確実にあります。

 

SMILEは、お一人のご希望でも開催します。遠隔地の方でも学ぶ方法があります。

2015年11月14日

性格は変えられる

よくある相談です。

「私は、怒りっぽくてしょうがないんですけど、性格変えられますか?」
「自分に自信がなくてしょうがないんですけど、変えられますか?」
「何かについて考えると、マイナス思考で暗くなってしまうんですが、こんな自分は変えられますか?」

結論から言うと、変えられます。

性格は変えられます。

性格のことを

人生を生きていくための設計図

人生という海路をたどっていくための海図

人生という劇を上演するための脚本

と表現してもいいのですが。

アドラー心理学では、人生のスタイルという意味で「ライフスタイル」と呼んでいます。その人生のスタイルを変えることができます。

私自身、大きく変えました。ひどく短期でかんしゃく持ちだったのですが、全くおこらない穏やかな性格に変わりました。いや。私が変えました。

多くのクライエントさん方も、あきらめずに定期的にカウンセリングを受け続けた人は、確実に変えていっています。

ところが、多くの人は性格や癖を変えるのに大変苦労します。世の中には性格や癖は変えられないという常識さえあります。

どうしてでしょう?

心理学的に正確に言うと

実は、人間の性格や癖は本当はとても変わりやすいのです。

だって、毎日毎日新しい情報が入ってくるし、新しい経験を積んでいるのですから変わらないほうがおかしいのです。

それが、実際はなかなか代わらないのはなぜでしょうか?

それは、私たちが 無意識的には「性格を変えたくない」いや「絶対性格は変えないぞ!」と決めていて、

毎日毎日、性格を変えないための努力を無意識的に行っているからだ。

と言ったら、みなさん驚きますか?

人間ははその変わりやすい性格が実際に変わってしまうことに無意識的に(もしかしたら意識できる人もいるかも)恐怖を覚えます。

この「性格を変えるのは恐い」という思いは非常に強く、だから性格や癖を簡単に変える人が少ないのです。

なぜ恐いのでしょう?

だって、いままで使い慣れた性格や癖なら結果がどうなるか(どんなに悪い結果でも)予想がつくのですが、変わってしまったらどんな結果になるのか分からないですから、

恐いのは当たり前です。人間分からないもの予想がつかないものほど恐いものはありません。

未知のものは怖い

皆さんだって、どれくらいの深さがあるか分からない穴に、なにがあるか分からない穴の中に飛び降りるのには相当な恐怖があるのではないですか?

理性的に考えると自分の不利になるような癖でもそれを変えるのは未知だけに大きな恐怖なのです。

例えば、人から馬鹿にされたり、さげすまれたりする癖でも、それを解消するのには恐怖を覚えるのです。

だって、変えてしまったら、もっとひどい状態にならない(例えば馬鹿にもされなくなる。まったく相手にされなくなる。)とだれが保障してくれますか?

それで、人間は性格や癖が変わらないように変わらないように日常励んでいます。あくまで無意識的にですよ。

この傾向は人生の中でずいぶん長い間続いているものですから、自動的な働きになっているぐらいです。

自転車の運転と同じです。子どもの頃初めて自転車に乗った頃は意識して自転車の乗り方を覚えたものです。

しかし、ベテランとなった今ではほとんど無意識に体のバランスを取って、自分の進みたい方向へ自転車を運転するのです。

同じように変わろう変わろうとする性格や癖を、僕たちはほとんど無意識に変わらないように維持しています。それで性格や癖は変わりにくいのです。

性格や癖が本当は変わろう変わろうとしていて、

人間のほうがその変わろうとする傾向を押しとどめているのだ。がんばれば変えることが出来るのだということが分かると、性格や癖は変える準備ができたことになります。

あくまでも、準備が出来ただけですが、大事な一歩です。

2015年11月13日

カウンセリングは適度な期間で定期的に来た方が

カウンセリングは適度な期間で定期的に受けた方が、効果は高いし、結果的にコストも膨らみません。

 

人によって違いますが、最初の内は1,2週間に一度受けて、10数回受けて、「人生のシナリオ」を変えていく流れが定まってきたら、一か月に一回を数回した後、2,3か月に一回と間隔を延ばしていくのが、一番うまく行くでしょう。

 

例えば、1、2度カウンセリングを受けただけで、間隔を数か月開けて、苦しくなってから来られると、大変です。

 

流れを元に戻すだけのカウンセリングになってしまいます。

 

それは、「人生のシナリオ」(=無意識のプログラム=「ライフスタイル」)が、間隔があくと元に戻ってしまう性質を持っているからです。

 

1,2度カウンセリングを受けて、宿題をやっているうちに、楽になって、そのうちにまた「人生のシナリオ」(=無意識のプログラム=「ライフスタイル」)が活性化して、苦しくなってカウンセリングを受けに行くというパターンだと、

 

とてももったいないのです。

 

「人生のシナリオ」(=無意識のプログラム=「ライフスタイル」)は、ストレスがあると活性化して、苦しい症状などが出てきます。

 

活性化していなくて、苦しい症状がない時、あるいは、楽になっている時こそが、「人生のシナリオ」(=無意識のプログラム=「ライフスタイル」)を変えるチャンスなのです。

 

そんなに苦しくない、チャンスの時にこそ、カウンセリングを受けて、「人生のシナリオ」(=無意識のプログラム=「ライフスタイル」)を変えませんか?

2015年11月13日

カウンセリングショッピング(いろんなところのつまみ食い)はやめた方がいい

カウンセリングショッピング、いろんな流派にカウンセリングを受けに行ったり、いろんな本を読んだり、インターネットでよさそうと思ったことを、いろいろ試していると、

 

状況は、良くなるどころか、ますます、悪化してくるでしょう。

 

なぜでしょうか?

 

例えば、登山をするとします。〇〇という山に登る登山道には、たくさんの登山道があります。Aという登山道もあるし、Bという登山道もあるし、Cという登山道もあります。どの登山道も、がんばって最後まで登れば頂上に着きます。登山道によって特色はありますけどね。

 

ところが、Aという登山道を上っていると、なかなか頂上に着かないのでじれて、降りて、Bの登山道に挑戦します。そしてBも途中であきらめて、次はCに挑戦します。

 

この人は、いつまでたっても頂上には到着しないのです。

 

例えば、同じ武道に、太極拳という武道と、合気道という武道があります。

 

強くなりたいと思って、太極拳も合気道も練習したとしてます。この人は、どちらもグチャグチャになって、両方を極めることはできないでしょう。

 

なぜならば、太極拳の基本姿勢は背中を丸くする姿勢なのに対して、合気道の基本姿勢は背中をまっすぐに伸ばす姿勢だからです。

 

カウンセリングショッピング、いろんな流派にカウンセリングを受けに行ったり、いろんな本を読んだり、インターネットでよさそうと思ったことを、いろいろ試す人も、同じような状態になります。

 

いつまでたっても頂上に着きません。それどころか、自分が一体何をやっているのか、訳が分からなくなって、よけい苦しくなったりします。

 

いろんなもののつまみ食いはやめましょう。

 

人生のシナリオ(=無意識のプログラム=「ライフスタイル」)を変えるのには、時間と、根気と、カウンセラーの適切な助言が必要です。

 

他の所に行かないで、うちでやりなさいとは言いません。

 

うちでなくてもいいので、一つの所でじっくりと、人生のシナリオを変えていきましょう。じれないで。あきらめないで。あなたが、変えようと思えば、必ず変えられます。

2015年11月11日

「人生のシナリオ」は元に戻ろうとする

「人生のシナリオ」は元に戻ろうとする。

 

ちょっと擬人的な表現(本当は主体は個人なのです。)なのですが、「人生のシナリオ」はなかなか変わりにくいですし、放っておくと元に戻ろうとします。

 

ですから、「人生のシナリオ」をこう変えるんだ。という強い目的意識と、毎日のたゆまぬ努力が必要です。

 

そのために、継続したカウンセリングが必要なのですが、

 

継続したカウンセリングは、適度に、「人生のシナリオ」が元に戻らないうちに受けた方がいいと思います。

 

毎日の生活で、さまざまな出来事が起こります。そのような出来事に対応するだけでいっぱいいっぱいになってしまいます。そうすると、「人生のシナリオを変える」という目標からついそれてしまうのです。

 

それた意識を、人生のシナリオの改変に戻すのがカウンセリングなのです。

 

例えば、「自分のことが好きになれない」とか、「他者を異常に警戒してしまいいつも緊張する」とか、「失敗する方向、うまく行かない方向に、つい行動してしまう。」とか、「人の目をいつも気にしてしまう」とか、「人の顔色をいつもうかがってしまう」などのシナリオがあった場合、

 

「自分を好きになる」には、どんなことをしていけばいいのか?

 

「他者に安心するため」にはどうすればいいのか?

 

「うまく行かせない行動、失敗する行動を取る」癖から抜け出して、「うまく行かせる行動を取る」癖を身につけるには、どうしたらいいのか?

 

「人の目を気にしないで自由に振舞う」「人の顔をうかがわずに誠実に行動する」には、どうしたらいいのか?

 

という、「どうしたらいいのか?」の部分に、個人個人に答えを出して、行動し続ける必要があるのです。

 

手伝いますよ。

 

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