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本郷の一言

「熊本こころ相談室」の本郷ひろなか先生が心理学に関する話題を随時更新します

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「熊本こころ相談室」にてチーフカウンセラーを務める本郷ひろなか先生は熊本市内各所で開催しているアドラー心理学や心理カウンセリングに関する講演やセミナーで講師を担当、アルフレッド・アドラーの孫弟子にあたるジョセフ・ペリグリーノ博士からは「私の大事な友人にして弟子であるヒロよ。」と呼ばれる程の絶大な信頼を寄せられているアドラー心理学者のひとりです。本ページでは機能不全家庭で過ごし心理的虐待を受け続けた過去から自ら立ち直った経験のある本郷ひろなか先生が、同じく様々な問題や悩みを抱え苦しんでいる方たちのための一言を綴っていきます。
アドラー心理学にご興味をお持ちの方や鬱 (うつ) 、パニック障害、不登校、引きこもり等で心理カウンセリングをご希望の方は「熊本こころ相談室」までお気軽にお問い合わせくださいませ。

2022年07月02日

愛するということ

人を愛するというのは、「愛する技術」とその技術の練習で達成されると、アドラー心理学は考えています。

 

人と愛し合う(性愛のことではありません)ことができないのは、人と仲良くできないのは、「仲良くする技術」=「人を愛する技術」を使ってないからだとアドラー心理学は考えています。

 

ある20代の若いお母さんが、「先生、自分の息子のことが愛せません。ちっとも可愛くないんです。」と涙ながらに相談してこられました。

 

この方は、スマイル愛と勇気づけの親子関係セミナーを受けておられたので、私は全く心配してませんでした。スマイルというプログラム学習で学ぶのが、「人と仲良くする技術」「人を愛する技術」の数々の技術だったからです。

 

私は、「諦めないで、スマイルで学んだ聴き上手や叱らないでほめないで勇気づけるやり方などを練習し続けて。あなたは良くやっているから。」と勇気づけました。

 

その若いお母さんはしばらくしてから「先生不思議なんです。あんなに愛せなかったのに、最近では息子が可愛いと思えるようになったのです。」と嬉しそうに教えてくださいました。

 

実は、このお母さんだけでなくて、カウンセリングを受けたりスマイルを受講した多くの方が、同じことをおっしゃいます。

 

あなたも「人と仲良くする技術」を学んで、練習して、幸せを実感してみませんか?

2022年07月02日

なぜ感情的になってしまうのか? (書きかけです)

人は、いろんな理由で感情的になります。まあ、あまり感情的にならない人もいますが。

 

思い通りにならないと感情的になる人、困ったときに感情的になる人、相手の意見が自分と違うと私の方が正しいと言って感情的になる人などがいます。

 

多くの場合は、期待はずれの事態が起こったときに、穏やかに処理することができずに、感情的になって周囲に攻撃的になってしますのです。

 

二つの課題があります。

 

①自分が感情的になる癖を持っていたらどうすればいいのかという課題

②よく感情的になる人とどう付き合っていけばいいのかという課題、です。

 

(書きかけです)

2022年07月02日

生きづらさ

実は若い頃の私本郷は、とても大きな生きづらさをかかえて生きていました。

 

当時は、生きづらさをかかえて生きている人のことを、アダルトチルドレンと呼んでいました。

 

私は、当時はアダルトチルドレンの自覚がありました。この言葉は、医学的な症状名でもないし、心理学的な言葉でもなかったのですが、私のように生きづらさをかかえて生きている人にとっては、助けをもたらす言葉でした。

 

アドラー心理学を学んで、さらにはアドラー心理学を実践するようになって分かってきたことがありました。

 

それは、「生きづらさ」は、無意識にある「人生の方程式」からの影響であるのだということでした。

 

アドラー心理学では、「人生の方程式」のことを、人生のスタイルという意味で「ライフスタイル」と呼ぶのですが、「ライフスタイル」には、

①自分のことをどう思っているか?という思い込み

②この世界や他者のことをどう思っているか?という思い込み

③自分がどうなりたいと思っているかという思い込み

の3つの主要な思い込みで構成されています。

 

例えば、①で「私はダメなやつだ」という思い込みがあったり、そこまでいかなくても自分への漠然とした不安があったり、自分に自信がなかったり、自分のことを嫌いだったりすると、当然生きづらくなるでしょう。

 

例えば、②で、「この世界は最悪なところだ」という思い込みがあったり、そこまでいかなくても、この世の中への不安感があったり、他人を全く信頼できなかったり、人と競争したり、戦ったりしている人も、生きづらくなるかもしれません。

 

①と②と③は、無関係に持っているものではなくて、当然関連されて持ってる思い込みです。

 

例えば、③に「私はいつも他者から高く評価されていたい」という自己理想があった場合、

 

他者の評価を決めるのは自分ではなくて他者ですから、当然①の自己概念も不安定になるでしょう。

 

さらには、②の他者に対しても、いつも身構えることになってリラックス出来ないでしょう。評価する→評価されるという関係は、横の柔らかな関係ではなくて、縦の支配関係ですから、いつも緊張感が漂うからです。

 

「生きづらさ」を改善するためには、大元の「人生の方程式=ライフスタイル」を変えていく必要があります。

 

そのために一番必要なことは?

 

うーん。「柔軟性」と「カウンセリングを受けて自分の癖を変えるぞ」という「決意」でしょうか?

 

ライフスタイルは、思い込みで出来ているだけです。ライフスタイルがあなたではありません。

 

あなたが、今のライフスタイルという思い込み群を使うという癖を持っているだけなのです。

 

あなたが違うあなたになる必要はありません。使っている思い込みの癖を変えるだけでいいのです。

 

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