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本郷の一言

「熊本こころ相談室」の本郷ひろなか先生が心理学に関する話題を随時更新します

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「熊本こころ相談室」にてチーフカウンセラーを務める本郷ひろなか先生は熊本市内各所で開催しているアドラー心理学や心理カウンセリングに関する講演やセミナーで講師を担当、アルフレッド・アドラーの孫弟子にあたるジョセフ・ペリグリーノ博士からは「私の大事な友人にして弟子であるヒロよ。」と呼ばれる程の絶大な信頼を寄せられているアドラー心理学者のひとりです。本ページでは機能不全家庭で過ごし心理的虐待を受け続けた過去から自ら立ち直った経験のある本郷ひろなか先生が、同じく様々な問題や悩みを抱え苦しんでいる方たちのための一言を綴っていきます。
アドラー心理学にご興味をお持ちの方や鬱 (うつ) 、パニック障害、不登校、引きこもり等で心理カウンセリングをご希望の方は「熊本こころ相談室」までお気軽にお問い合わせくださいませ。

2015年06月19日

恩なんか返さなくてもいい

恩なんか返さなくていい。

 

あなたが、ただ幸せに生きていってくれるだけで。

 

自分の好きなことをやってくれるだけで。
 
多くの人々や、社会の役に立ってくれるだけで。なぜなら、役に立つことは、あなたの歓びとなり、あなたを幸せにしてくれるはずだから。
 
あなたのことが大好きだから、
 
恩なんか返さなくっていい。
 
あなたに、してあげたくてしたことばかりだから、
 
恩なんか返さなくていい。
 
あなたにしてあげるだけで、私は幸せだったのだから、
 
恩なんか返さなくていい。
 
あなたに出会えたことだけで、うれしかった。いろいろさせてくれてありがとう。
 
あなたの幸せを いつも 祈っている。
 
 
親の気持ち

2015年06月14日

パニック障害を克服するために in福岡・熊本

熊本こころ相談室には、いわゆる「パニック障害」を発症されている方が、たくさんいらっしゃいます。

 

まず、パニック障害、パニック発作と言っても、一人一人が違います。全く同じの方はいらっしゃいません。

 

動悸が激しいとか、体がしびれるとか、息が苦しくなるとか、体が動かなくなるとか、強力な不安感に襲われるとか、ひどいめまいで動けなくなるとか、

 

しかし、共通する部分もあるようです。

 

パニック発作を発症されている方の「ライフスタイル」(潜在意識の中にある人生を生きていくシナリオ、プログラムのことを、アドラー心理学ではこう呼びます。)は、たいてい「私は無力だ」とか「私は大変な目にあう」とか「人生は危険だ」とか「私にはどうしようもないことがたくさん起こる」とかの思い込みが入っていることが多いようです。

 

そして、パニック発作が起こっていないときは、十分にいろいろなことが自分でできる方が多いようです。

 

つまり、十分いろんなことが自分の力で出来てしまうので、

 

人生のシナリオの中で規定されている「無力で大変な目に合う自分」を確定するためには、パニック発作とか、めまいとか、動けないような体調の不調とかを起こすことが必要なのです。

 

症状がないと、「一人で大丈夫で、何でも自分で出来て、人生の何とかなる」という流れになってしまうので、人生のシナリオとしては困ってしまうのです。

 

熊本こころ相談室に通ってこられるクライエントさんは、

 

潜在意識の中にある「人生のシナリオ」(「ライフスタイル」)を意識的に変えていかれます。現状のシナリオがどのようになっていて、どのように変えていけばいいのかを考えるのをカウンセラーはサポートします。

 

もちろん、関係するトラウマ的な辛い記憶を開放するのを、カウンセラーが手伝います。

 

そして、だんだんと「人生のシナリオ」を変えていかれて、いつの間にか、パニック発作は、症状は、めまいは、極端な不調は、起こらなくなっていくのです。

 

パニック発作は、めまいは、極端な不調などの症状は、必ず克服できます。

 

そのためには、対処療法的に症状をなくそう、消そうとしないことです。

 

急がば回れ。大元の人生のシナリオ(「ライフスタイル」)を変えましょう。

 

変えることが出来るのです。

2015年06月13日

うつ  in福岡・熊本

うつ(鬱)、うつ病、うつ状態とは、どんなもので、どう対応すればいいのでしょうか?

 

うつとは、心身に受けたストレスが、処理不能なくらい過剰すぎて、心身のエネルギーが落ちて、バランスを崩し、

 

「やる気」「意欲」が極端に落ち込んでいる状態です。「病気」ではありません。

 

眠れなくなったり、眠ったとしても眠りが浅かったり、疲れているのに早朝(1時、2時、3時)目が覚めてそのまま眠れなくなったり、

 

日中ぐったりして何もする気が起きなかったり、いくら休んでも疲れがとれない、いつもできていたことが全くできなくなったり、

 

人と会ったり、接触したり、コミュニケーションをとるのが、非常に困難になったり、人のことを考えるだけで苦しくなったり、

 

テレビや新聞や雑誌が、全く視聴したり、読んだりできなくなったり、

 

あるいは、気になっていることが、もう気にしなくていいのに、いつまでもしつっこく気になって気になって、ぐるぐる同じことばかり考えてばかりいたり、

 

これらは、全て、ストレスでバランスを崩し、生きるエネルギーが低下して、全般的な「やる気」「意欲」が低下しているせいで起こっているのです。もちろん、体自体にも力が入らなくなります。

 

さて、「うつ」になったら、

 

まず、「うつは病気ではない。」と知ることです。ストレスで心身のバランスを崩してエネルギーが低下しているだけだと知ることです。

 

病気じゃないので、薬を飲まないことです。うつを治す薬は存在しません。対処療法的に気分をハイにしたり、不安を麻痺させたりするだけです。

 

睡眠薬系の薬も飲み続けると薬がないと眠れない体になるかもしれません。

 

抗うつ剤、抗不安剤、精神安定剤、睡眠導入剤、睡眠薬などの向精神薬を飲むと、うつからの回復を極端に長引かせるか、下手をすると、ずっと薬を飲み続ける羽目になります。

 

ひどい場合は、ベンゾジアゼビン系の薬の使用で、いわゆるベンゾ中毒になる人もいます。ベンゾ中毒になると、やめる時に約70%の人が「地獄の苦しみ」を味わいます。

 

熊本こころ相談室には、薬をやめる断薬で地獄の苦しみを経験したクライエントさんがたくさんいらっしゃっています。

 

だから、医者に行ってもいいですが、診断書だけをもらい、薬は処方されても飲まないことをおススメします。

 

診断書は仕事を休むのに必要です。診断書だけ利用しましょう。あるいは、熊本市の松田医院和漢堂のような、薬を出さないお医者さんの所に行くのも手です。

 

うつの特効薬は「休むこと」です。薬を飲まないで、ゆっくりと休んでください。

 

人の無意識の中には、人生のシナリオともいうべき「モノの見方」「受け止め方」「考え方」があります。生きていくプログラムです。(アドラー心理学では人生を生きていくスタイルという意味で「ライフスタイル」と呼んでいます。)

 

人生を生きていく中で、人間関係の中で、ストレスを受けやすいような「人生のシナリオ」をお持ちの方は、

 

うつになりやすい「人生のシナリオ」をお持ちなのです。

 

熊本こころ相談室は、うつになりやすい人生のシナリオを うつにならない人生のシナリオに変えるお手伝いをしています。

 

どうぞ、まずはゆっくりお休みになって、熊本こころ相談室のカウンセリングをご利用されて、「うつにならない自分」を確立しませんか?

 

お手伝いしますよ。

 

ちなみに、これを書いている私本郷博央は、過去3回うつになりました。

 

20代の時は気づきませんでしたが、1週間で10キロ以上体重が落ちたので、たぶんあれはうつでしょう。30代の時は、何とか、仕事を休まず耐えました。40代の時は4か月仕事を休みました。でも、医者からもらった薬(デパス)が、どうも飲むと気分と体調が変になるので、「覚せい剤みたい」と思って、勝手に飲みませんでした。結果的に飲まなかったので、治りが早かったと思っています。

 

既にお薬を飲まれている方は、今日にやめると地獄のような離脱症状が出る薬がありますので、松田医院和漢堂のような薬をやめる専門の医者に相談してやめたがいいです。

 

精神医療被害者連絡協議会が、全国で勉強会をしていますので、それに参加して、薬のことを知って、減薬、断薬に取り組んでください。

 

自己流でやめると、ひどい離脱症状がずっと続くことがあります。

 

気をつけて。

2015年06月09日

うつやパニックや摂食障害から抜け出し、人生を変えていく

人の中には、人生を生きるための「人生のシナリオ」があります。

 

熊本こころ相談室のカウンセリングは、あなたの「人生のシナリオ」を変えていくのをサポートします。

 

そして、変えていくのは本人です。

 

熊本こころ相談室に来られる方々は、本当に素晴らしい方々です。カウンセリングを受け続けたり、SMILEを受講して、何度も再受講されて、本当に根気強く変えていかれます。

 

そして、本当に変わっていかれます。

 

それこそ、人が変わります。

 

幸せになって行かれます。

 

途中であきらめなければ、必ず人は幸せになれるのです。

 

一気にどうにかしてくれる「魔法」を求めさえしなければ、「治してもらう」ことを求めさえしなければ、うつもパニックも摂食障害も 必ず症状は消えていき、幸せになれるのです。

 

魔法はないのです。

治してもらうことも不可能なのです。

 

あなたも、うちにいらっしゃっている素敵な方々の仲間入りをしませんか?

解決できない問題はありませんよ。

 

人生変えませんか?

2015年06月04日

それでも、私は人生にYESと言う。

ロゴセラピー(実存主義心理学)の創始者であるヴィクトール・E・フランクル(「夜と霧」の作者)は、

 

ユダヤ人であったために、オーストリアに侵攻してきたナチスドイツによって家族共々アウシュビッツに送られます。

 

そこで、彼の両親、妻、子どもは殺されてしまいます。しかし、彼は毅然とした態度を一切変えなかったと言われています。ナチスの看守たちも、そんな彼を尊敬し始め、「先生」と呼ぶようになるのです。

 

そして、彼だけは生き延びてアウシュビッツから救出されるのですが、

 

強制収容所から出てきた彼は、ウィーンで一般の市民に向かって講演をします。(「それでも人生にイエスと言う」という本になっています。)

 

とても平易な言葉で人生を生きる意味を語りかけます。

 

そして、最後にこう語りかけるのです。

 

「人間は、

 

あらゆることにもかかわらず、

 

困窮と死にもかかわらず、

 

身体的心理的な病気の苦悩にもかかわらず、

 

また強制収容所の運命の下にあったとしても……

 

それでも、人生にイエスと言うことができるのです」と。

 

ヴィクトール・E・フランクルが、アドラー心理学者であったことはあまり知られていません。

 

死ぬ前のインタヴューで、「あなたのやっている心理学は、ロゴセラピー(実存主義心理学)なんですか?個人心理学(アドラー心理学の正式名称)なんですか?」と質問を受けた彼は、「私は今でも、自分のことを個人心理学者だと思っている。」と独白しています。

 

彼は、個人心理学会(アドラー心理学会の正式名)から離れたあとも 生涯自分のことをアドレリアン(アドラー心理学実践者)だと考えていたのです。

 

私たちアドレリアンは、人生にどんな事態が起こっても、人に裏切られても、人から攻撃されても、人から嫌われても、会社を首になっても、死の病に見舞われても、事故や災害でひどい目に合っても、犯罪の被害に合っても、

 

それでも人生にYESと言い、未来に向かって、自分をコントロールして、勇気を持ち、人々を勇気づけ、誠実に行動し続けるのです。

 

私が一番身近に知っている そんな尊敬すべき方は 私の師匠様であるペルグリーノ博士(モントリオール個人心理学研究所理事長 アドラーの長男でニューヨーク大学教授だったクルト・アドラーに教えを受けた方)です。

 

ペルグリーノ博士(直接お呼びするときは「ジョセフ」とお呼びしていますが、)は、常に穏やかで、温かく、親切で、明るくて、楽観的で、誰に対しても平等です。人生を楽しんでおられます。
私もフランクルやジョセフのような先輩アドレリアンに倣って 感情をコントロールし 人生をコントロールし、誰に対しても誠実に、親切に、良い関係を作っていきます。

 

あなたも、アドラー心理学を学んだりSMILE勇気づけの人間関係セミナーを受けたり、カウンセリングを続けて受けて「人生のシナリオ」を変えたりして、私たちの仲間になり、幸せに生きてみませんか?

 

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