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本郷の一言2015年06月13日
うつ in福岡・熊本うつ(鬱)、うつ病、うつ状態とは、どんなもので、どう対応すればいいのでしょうか?
うつとは、心身に受けたストレスが、処理不能なくらい過剰すぎて、心身のエネルギーが落ちて、バランスを崩し、
「やる気」「意欲」が極端に落ち込んでいる状態です。「病気」ではありません。
眠れなくなったり、眠ったとしても眠りが浅かったり、疲れているのに早朝(1時、2時、3時)目が覚めてそのまま眠れなくなったり、
日中ぐったりして何もする気が起きなかったり、いくら休んでも疲れがとれない、いつもできていたことが全くできなくなったり、
人と会ったり、接触したり、コミュニケーションをとるのが、非常に困難になったり、人のことを考えるだけで苦しくなったり、
テレビや新聞や雑誌が、全く視聴したり、読んだりできなくなったり、
あるいは、気になっていることが、もう気にしなくていいのに、いつまでもしつっこく気になって気になって、ぐるぐる同じことばかり考えてばかりいたり、
これらは、全て、ストレスでバランスを崩し、生きるエネルギーが低下して、全般的な「やる気」「意欲」が低下しているせいで起こっているのです。もちろん、体自体にも力が入らなくなります。
さて、「うつ」になったら、
まず、「うつは病気ではない。」と知ることです。ストレスで心身のバランスを崩してエネルギーが低下しているだけだと知ることです。
病気じゃないので、薬を飲まないことです。うつを治す薬は存在しません。対処療法的に気分をハイにしたり、不安を麻痺させたりするだけです。
睡眠薬系の薬も飲み続けると薬がないと眠れない体になるかもしれません。
抗うつ剤、抗不安剤、精神安定剤、睡眠導入剤、睡眠薬などの向精神薬を飲むと、うつからの回復を極端に長引かせるか、下手をすると、ずっと薬を飲み続ける羽目になります。
ひどい場合は、ベンゾジアゼビン系の薬の使用で、いわゆるベンゾ中毒になる人もいます。ベンゾ中毒になると、やめる時に約70%の人が「地獄の苦しみ」を味わいます。
熊本こころ相談室には、薬をやめる断薬で地獄の苦しみを経験したクライエントさんがたくさんいらっしゃっています。
だから、医者に行ってもいいですが、診断書だけをもらい、薬は処方されても飲まないことをおススメします。
診断書は仕事を休むのに必要です。診断書だけ利用しましょう。あるいは、熊本市の松田医院和漢堂のような、薬を出さないお医者さんの所に行くのも手です。
うつの特効薬は「休むこと」です。薬を飲まないで、ゆっくりと休んでください。
人の無意識の中には、人生のシナリオともいうべき「モノの見方」「受け止め方」「考え方」があります。生きていくプログラムです。(アドラー心理学では人生を生きていくスタイルという意味で「ライフスタイル」と呼んでいます。)
人生を生きていく中で、人間関係の中で、ストレスを受けやすいような「人生のシナリオ」をお持ちの方は、
うつになりやすい「人生のシナリオ」をお持ちなのです。
熊本こころ相談室は、うつになりやすい人生のシナリオを うつにならない人生のシナリオに変えるお手伝いをしています。
どうぞ、まずはゆっくりお休みになって、熊本こころ相談室のカウンセリングをご利用されて、「うつにならない自分」を確立しませんか?
お手伝いしますよ。
ちなみに、これを書いている私本郷博央は、過去3回うつになりました。
20代の時は気づきませんでしたが、1週間で10キロ以上体重が落ちたので、たぶんあれはうつでしょう。30代の時は、何とか、仕事を休まず耐えました。40代の時は4か月仕事を休みました。でも、医者からもらった薬(デパス)が、どうも飲むと気分と体調が変になるので、「覚せい剤みたい」と思って、勝手に飲みませんでした。結果的に飲まなかったので、治りが早かったと思っています。
既にお薬を飲まれている方は、今日にやめると地獄のような離脱症状が出る薬がありますので、松田医院和漢堂のような薬をやめる専門の医者に相談してやめたがいいです。
精神医療被害者連絡協議会が、全国で勉強会をしていますので、それに参加して、薬のことを知って、減薬、断薬に取り組んでください。
自己流でやめると、ひどい離脱症状がずっと続くことがあります。
気をつけて。
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