カテゴリー アーカイブ 熊本にペルグリーノ博士を招聘した時の写真
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本郷の一言「熊本こころ相談室」の本郷ひろなか先生が心理学に関する話題を随時更新します ご遠慮なく お問い合わせ←クリック下さい。 096-384-3181 「熊本こころ相談室」にてチーフカウンセラーを務める本郷ひろなか先生は熊本市内各所で開催しているアドラー心理学や心理カウンセリングに関する講演やセミナーで講師を担当、アルフレッド・アドラーの孫弟子にあたるジョセフ・ペリグリーノ博士からは「私の大事な友人にして弟子であるヒロよ。」と呼ばれる程の絶大な信頼を寄せられているアドラー心理学者のひとりです。本ページでは機能不全家庭で過ごし心理的虐待を受け続けた過去から自ら立ち直った経験のある本郷ひろなか先生が、同じく様々な問題や悩みを抱え苦しんでいる方たちのための一言を綴っていきます。 2021年01月17日
虹プロジェクト(NiziUニジュー)のアドラー心理学的考察2 縄跳びダンス ウサギダンス虹プロジェクト(NiziUニジュー)のアドラー心理学的考察 その2 共同の課題2 ※虹プロジェクトの動画は、ユーチューブで「虹プロジェクト パート1 #1-1」などと検索すると出てきます。パート1(地方予選、東京合宿)が#1-1,#1-2,#2-1~#10-2まであります。パート2(韓国合宿)も、#1-1,#1-2,#2-1~#10-2まであります。ユーチューブで全部無料で見れます。HULUなどに入る必要はありません。
虹プロジェクトのJ.Y.Park(パク・ジニョン)さんと虹プロジェクト(オーディション)への参加者たちとの間に、共同の課題が成立していた。そのことが大きかったのだ。と話しました。
そのことは、韓国合宿への参加権が得られたスズさんのことからも明らかです。スズさんは、韓国合宿に参加したマユカさんやアヤカさんよりも高い順位で選ばれたにもかかわらず、韓国合宿への参加を辞退しました。
あらゆる人間関係において、共同の課題にするかしないかは、大きな意味を持ちます。
私の下の娘が小学校3年生の時に、連休でたくさんの宿題が出たと聞きました。そこで、私は彼女の宿題のことを共同の課題にして話し合いたくなりました。共同の課題にするためには双方が合意する必要があります。合意していない間は、その課題は個人の課題です。たくさんの宿題をどうするかは下の娘の「本来の課題」だし、それが心配だ、話し合いたいというのは私の「期待という課題」です。
個人の課題にすぎない間は、私が自分の心配という「期待という課題」を押し付けて、娘の「本来の課題」の課題に口出しをすると破壊的なことがあこります。口出された相手が自信を無くしたり、ケンカのようになって関係が悪化したり、支配・依存関係が出来たりして、とても破壊的です。
あらゆる人間関係の悪化は同様の構図で起きています。 これは、双方が共同の課題として合意したからできたことなのです。
あらゆる人間関係は、ていねいに共同の課題にすることによって好転します。「こうしなさい」などの命令口調を使って、押し付けると、共同の課題ではなくなってしまうのでお気を付けください。
ちなみに、「どうしてそんなことするの?」「どうしてこれをしないの?」「いつになったら~するの?」という言い方は、質問でもなんでもなくて、皮肉な命令口調と呼ばれていて、全くの命令形です。
普通の命令口調よりも、皮肉な分悪質です。このような口調を良く使う人は、自分が支配的な傾向にあることに気づいてください。 2021年01月16日
虹プロジェクト(niziu)のアドラー心理学的考察 縄跳びダンス ウサギダンス※虹プロジェクトの動画は、ユーチューブで「虹プロジェクト パート1 #1-1」などと検索すると出てきます。パート1(地方予選、東京合宿)が#1-1,#1-2,#2-1~#10-2まであります。パート2(韓国合宿)も、#1-1,#1-2,#2-1~#10-2まであります。ユーチューブで全部無料で見れます。HULUなどに入る必要はありません。
皆さん、NiziU(ニジュー)って知ってますか?あの「縄跳びダンス」や「ウサギダンス」のNiziU(ニジュー)ですよ。リーダーのマコさんの人柄がよすぎですよね。マコさんはダンスも歌も最高だし、ミイヒちゃんとニナちゃんは歌がうますぎるし、リマさんとマユカちゃんのラップはぶっ飛んでいます。マヤさんは母性的な優しさがいいし、リクちゃんは明るくて元気、リオさんのダンスは最高、アヤカちゃんはふわふわしてて鼻にかかった個性的な歌声も素敵です。
はい。私がNiziUにはまっちゃっているのがばれちゃいますね。はい。なんか、親的な感覚で応援してます。
東京合宿の最終日に「宝石」(彼女たちはキューブのことを宝石と言っていました。)を一個ももらってなかったマユカちゃんが、ダンスとボーカルとスター性のキューブを一挙に三つもらって大逆転で韓国合宿メンバーに選ばれた時は、つい泣きました。
あの時の完全な素人だったマユカちゃんが、今ではグループになくてはならないメインラッパーですよ。彼女の日本語ラップはぶっ飛んでいます。9人のダンスの完成度も高いけど、ラップもほかのアイドルグループには全くない程度に高度です。 さあ、こんなNiziUファンの私が、NiziU(ニジュー)とNiziUを生んだ虹プロジェクトをアドラー心理学で考察してみたいと思います。
原因論の心理学に対して、アドラー心理学は目的論の心理学だといわれています。 それよりも、「どうやったらこうなれるだろうか?」と未来の目標向かっての思考や作業を重視します。目標指向、未来志向なのです。「どうしてこうなったんだろう?」と過去の原因を探っても何も良いことがないとアドラー心理学では考えるのです。 その点、虹プロジェクトの総指揮官パク・ジニョン(JYP)さんも参加していた少女たちも、明確な目標指向、未来志向でした。
虹プロジェクトというのは、韓国の大手芸能事務所JYPエンターティメントとソニーミュージックが手を組んで、日本各地とアメリカに都市の10か所で地方予選をやったオーディションのことです。なんと1万人以上の夢見る少女たちが応募してきたといいますから驚きです。オーディションの目的は、世界で活躍できる今よりも一段階上のガールズグループを作るためという明確な目標を持ってはじめられました。
この虹プロジェクトの1万人の中から選抜された9人のガールズグループが、NiziU(ニジュー)です。プレデビュー曲「make you happy」のMVが2億回以上も再生され、「縄跳びダンス」の大流行を生んだり、12月2日にデビューしてデビュー曲「step and a step」が「ウサギダンス」で有名になりオリコンチャート1位になったり、レコード大賞で特別賞をとったり、紅白に出たり、しゃべくりセブンや嵐にしやがれなどのバラエティーに出たり、コカ・コーラやロッテのCMに出たりし出したので、知っている人もいますか?
JYPエンターティメントというのは、TWICEや2PMという世界的なアーティストグループを輩出している韓国で三本の指に入る大きな芸能事務所です。ここの社長で総指揮官であるJ.Y.Park(パク・ジニョン)さんという方が、明確な哲学・理念の持ち主です。アイドルは、世の中に良い影響を与える人でないとダメだという哲学です。 J.Y.Parkさんは、明確な理念で明確な目標を掲げて地方予選で26人を選抜して、東京合宿で歌とダンスとスター性のテストと最後にグループでのショーケースを見て、韓国に行く14人を選びました。応募してきた少女たちも、JYPエンターティメントのアイドルになりたいという明確な目標を持ってオーディションに参加して、目標のために五日間の東京合宿で努力しました。
目標が一致することはとても大切なことです。それは共同の課題になるということだからです。 共同の課題になっているからこそ、J.Y.Parkさんは良いところをほめたり(良いところをほめることをアドラー心理学では勇気づけと呼んで重要視しています。アドラー心理学が否定しているほめ方は別のほめ方です。)、頑張ってほしいところを指摘したりしているのです。 共同の課題になっていないところで、良いところをほめたり、改善点を指摘したりすると、それはただのおせっかい、課題への介入になって破壊的です。
虹プロジェクトパート1の第4回に出てくるアヤカちゃんが、地方予選でビジュアルとスター性はあったのですが歌もダンスも実力がなかったときにパクさんが何度もしつっこく確認しているのがそれです。 この実力では歌手になれないと告げ、「アイドルになるのが夢ですか?」「切実な夢ですか?」と質問するのです。アヤカちゃんはパクさんの目を見ながら「はい。」「はい。」と答えます。 そして、「実力でいえば不合格だが、家へ帰っても新井さん(アヤカちゃんのこと)が頭から離れないと思います」と言ってさらに、「一生懸命習いたい気持ちはありますか?」「約束しましたか?」「本当に約束しましたか?」としつこく確認します。アヤカちゃんはその度にパクさんの目を見ながら「はい。」「はい。」「はい。」と答えます。 この後、アヤカちゃんはパクさんの期待に応えて努力を重ね14位という最後のメンバーとして韓国行メンバーに選ばれ、韓国でも努力を重ね成長して8番目のNiziUのメンバーとしてデビューするのですが、それはこの時に、はっきりと共同の課題として目標を一致させて確立させたからなのです。(あ、もちろんアヤカちゃんの努力が一番尊いのですが。)
共同の課題にすることはとても大事です。 2020年08月17日
所有の心理学、使用の心理学アドラー心理学は、「アドラー心理学は何よりも真実であり、正しい」などとは思っていません。
「他の心理学や思想体系が間違っている」とも、「他のよりもアドラー心理学の方が優れている」とも、思っていません。
アドラー心理学は、「アドラー心理学とはとりあえずの便利な思想と技術の集大成なのだ。」と思っています。
アドラー心理学の思想というのは、楽観的で、性善説的で、「人というのは相互に尊敬しあって相互に信頼し合って、協力し合っているときが一番幸せを感じるよ。」という思想です。
アドラー心理学の技術というのは、例えばSMILE勇気づけの人間関係に出てくるような各種技術のことです。
ちなみに、SMILEでは、不適切な行動というのは、「自分の要求を通すために、感情的になって、相手に迷惑をかけたり、相手を傷つけたりする行動」と定義しています。 また、適切な行動というのは「不適切な行動以外全部」のことです。※学問的になるとアドラー心理学では「中間の行動」というのがあるのですが、知りたい人は「アドラー心理学理論学習コース」を受けてください。カウンセラーを目指す人以外はSMILEの分類で十分です。
不適切な行動は、ワンパターンです。子どものダダこね、子どもの言動が気に入らないといって怒って叱る親の態度、ヒステリックに怒鳴って部下をしかる上司、やくざの脅し、 これらは全て、相手に嫌な思いをさせることによって自分の要求を通そうとする同じパターンの行動です。
それに対して、適切な行動というのは、千差万別です。不適切な行動以外は全部なのですから。私たちは自分の人生の主人公として、その千差万別な行動の中から自由に選んで行動していいのです。
不適切な行動はあまり使わないほうがいいでしょう。なぜならば、不適切な行動は怒りを使って相手を操作したり、やっつけるための、つまり戦いの技術だからです。 しゃかりきになって相手に自分のいうことをきかそうとしていくと、そのうち怒りを使って攻撃して相手に嫌な思いをさせて思い通りに操作しようとしたくなります。そして、それでも相手がいうことを聞かないと、復讐をするのです。復讐のために不機嫌になったり、無視をしたり、意地悪をしたりするのです。 どうですか、典型的な不幸だとは思いませんか? 戦いの技術を使っている間は人は不幸なのです。 私は、子どもの頃機能不全家庭で過ごして心理的虐待を受けて育ってきたので、 実は不適切な行動がとても得意です。人の揚げ足を取るのも上手だし、皮肉を言うのも上手だし、人の心をえぐるような傷つける言葉を思いついて投げかけるのも上手だし、復讐も大得意です。
ただそういう技術はなるべく使わないようにしています。 つまり、私は不幸になる技術を山のように持って入るけども、使わないのです。(まあ、人間があまりできていなのので、理不尽に攻撃されたら思わず使ってしまうことがあるかもしれませんが) つまり所有しているかどうかは問題ではないのです。使用するかどうかなのです。
幸せになる技術はたくさんあります。
人の適切な行動に注目すること
まだまだたくさんあります。
知りたい人は、SMILE勇気づけの人間関係セミナーを受けるか、カウンセリングを受けて習ってください。 2020年08月14日
なぜ人は変わりにくいのか?なぜ人は変わりにくいのか?
本当のことを言うと、人は簡単に変われるのですが、なかなか自分を変えようとしない人が多いのです。
特に不幸な「ライフスタイル」(無意識の中にある人生のプログラム・方程式)を持っていると、不幸だったり、人間関係でいつもつまづいていたり、生きていて苦しかったり、訳のわからない生き苦しさを感じていたり、うつ状態になりやすかったり、パニック障害になりやすかったり、神経症の症状を持っていたりします。
このような場合、人は変われるので、変わったほうがいいのですが、
無意識下のライフスタイルを変える必要があるために、多くの人は抵抗を示すのです。
例えば、Aさんという男性サラリーマンがいました。Aさんは毎日毎日ものすごい緊張感で、実際に体も緊張して、全身の筋肉もがちがちで、人生も楽しくなくて、つまらない人生を送っているという人がいました。
Aさんは、いつも会社の同僚のあら捜しをして、不完全だったり、気が利かなかったり、ダメな部分に注目して、毎日イライラ、イライラしながら生活しているのです。そして、ときに感情爆発して、怒りを爆発させ、鋭い舌鋒で周囲の「出来の悪いやつら」をやっつけるのです。
成育歴などのその他の情報も併せて、カウンセラーは、彼の「ライフスタイル」の信念の中に、「他者は敵だ」という信念があるのではないですか?「ちょっとでもダメならその他者を懲らしめたい」「戦ってやっつけなければならない」とか思っていませんか?と彼に問いかけました。
彼もそれを認めました。
カウンセラーは、「人を敵だと思って、あら捜しをして、ダメな部分に注目するのをやめませんか?人に親近感を持って、良いところを探して、協力し合うようにしませんか?」と提案しました。
しかし彼は嫌だといいます。
Aさんは言います。「どうしてあんな奴らの良いところを探さなきゃいけないんですか?あんな下種な奴らを仲間だと思って仲良くするくらいならば死んだ方がましです。」と拒否します。
カウンセラーは言います。「それはあなたの考え方の癖にすぎないんです。つい他者と戦ってしまう癖です。その癖を使っている間は、あなたの緊張と全身の筋肉ががちがちになる苦しみから逃れられませんよ。楽になりたくはないのですか?」と、
Aさんは、拒否します。そして「他の方法はないんですか?」というのです。
人と戦うことをやめない限り、彼の緊張と苦しみは消えないのですが、彼は戦うことはやめたくない。戦いながらどうにかならないかと無理難題を言うのです。
ライフスタイルの中には、様々な信念や考え方や価値観や思考パターンや行動パターンが有ります。
そして、当人にとってみれば、それらはすべて当たり前のこと、当然のこと、普通のことであり、常識であり、真実であり、正義なのです。
しかし、それは、勘違いです。
実は、その人だけの特殊な信念であり、特殊な考え方であり、特殊な価値観なのですが、
それが当たり前で、真実なのだとしがみつく人がいるのです。というか、多くの人が自分のライフスタイルの中の信念・考え方・価値観を手放したがりません。使い慣れているからです。
だから、ライフスタイルが変わりにくく、人が変わりにくいのです。
もっと言うと、カウンセリングや精神分析を受けない人は、自分のライフスタイルの特殊な考え方を指摘もされませんので、変えようという表面上の努力をしてうまくいかないのです。
本当は、ライフスタイルの中の考え方は単なる道具にすぎません。単に使い慣れた道具なのだと気付いて、違う道具(考え方)を使ってみようと思い出したとき、 あなたの幸せへの道は切り開かれる、いや、あなた自身が切り開くのです。 2020年08月12日
同じような言動でも、目的によって大きく違う同じような言動でも、その人がどのような目的や意図でやっているかで大きく違ってくるのです。
アドラーは「共同体感覚」という言葉を使いました。
共同体に対して貢献しようという意図の行動ならば、その人を幸せにするし、その逆、自分の利益のために人を利用してやろうという意図ならば、その人は不幸せになります。
共同体感覚に沿った目的で動いていると、あまり悩みを持ちませんし、困難なことがあったとしてもそれを乗り越えやすくなります。つまり幸福になるのです。
共同体感覚に沿わない目的で動いていると、いろんな悩みが尽きませんし、困難なことを乗り越えることが難しくなります。つまり不幸になるのです。
出会った人に、にこにこと愛想よく会釈をするという行動があります。これも意図・目的によって全く違ってきます。
純粋に相手の気分を良くするために、相手のために会釈をしているのならば、それは他者貢献のためですから幸せに向かいます。
ところが、「嫌われないために」「好かれるために」「良い人と思われるために」会釈しているのならば、苦しいでしょう。なぜならば、他者からの自分に対する評価を操作しようとしているからです。他者が私をどう評価するかはその他者の課題です。私の課題ではありません。責任も持てませんし、ましてや操作しようとすると無理が生じます。
もっとひどいのが、「会釈をすることによって相手に取り入って、こいつを私の思い通りに操ろう」と意図する人もいるということです。相手を自分の思い通りに操ろうという支配的・操作的な意図・目的は、本人も不幸につれていきますが、非常にはた迷惑でもあります。 支配的なタイプには、うまくいかないときに攻撃的になるタイプつまり脅迫してでも思い通りに動かそうとするタイプと、か弱さや憐れみを誘うことで助けてもらおうとするタイプがいます。 どちらのタイプも「他者からの評価をよくしたい」というタイプよりも数倍破壊的です。
私たちは、会釈をするというような日常的な行動をするときに、ほぼ無意識に行っています。そして、それは、それぞれの無意識の中にある「ライフスタイル」(人生のシナリオの働きをするプログラム・方程式)に沿って行います。
人生に困難さを感じている場合や、人間関係が苦しい場合や、鬱やパニックや神経症で苦しんでいる場合は、例外なく、無意識の奥にある「ライフスタイル」が不幸になるような作りをしているのです。
ですから、解決するには、ライフスタイル分析のスペシャリスト(私のような経験豊かなアドラーカウンセラー)にライフスタイルを分析してもらい、
改善の方向性を協議して、
日常生活の中で、改善を努力することです。
必ずライフスタイルは変わり、行動の目的・意図も共同体感覚に沿ったものに変わっていきます。
そのためにはあきらめないことです。
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