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本郷の一言

「熊本こころ相談室」の本郷ひろなか先生が心理学に関する話題を随時更新します

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「熊本こころ相談室」にてチーフカウンセラーを務める本郷ひろなか先生は熊本市内各所で開催しているアドラー心理学や心理カウンセリングに関する講演やセミナーで講師を担当、アルフレッド・アドラーの孫弟子にあたるジョセフ・ペリグリーノ博士からは「私の大事な友人にして弟子であるヒロよ。」と呼ばれる程の絶大な信頼を寄せられているアドラー心理学者のひとりです。本ページでは機能不全家庭で過ごし心理的虐待を受け続けた過去から自ら立ち直った経験のある本郷ひろなか先生が、同じく様々な問題や悩みを抱え苦しんでいる方たちのための一言を綴っていきます。
アドラー心理学にご興味をお持ちの方や鬱 (うつ) 、パニック障害、不登校、引きこもり等で心理カウンセリングをご希望の方は「熊本こころ相談室」までお気軽にお問い合わせくださいませ。

2016年07月21日

SMILE勇気づけの親子・人間関係セミナーを受けると幸せになる

正確には、SMILE勇気づけの親子・人間関係セミナーを受けて、そのやり方を練習して身につけると幸せになる。でしょうか?

 

アドラー心理学カウンセリングがオーダーメードだとすると、SMILE勇気づけの親子・人間関係セミナーは、既製服かもしれません。

 

そして、その既製服の中には、あらゆる人と仲良く仲間としてうまくやっていく、仲間と横の関係の関係、相互信頼・相互尊敬の関係性を作っていくための様々な方法が入っているのです。

 

「不適切な行動には注目しない」「聴き上手」「勇気づけ」「褒美でつらない」「結果にはこだわらない」「課題の分離」「共同の課題にする」「主張的な頼み方」「非主張的な頼み方」「お願い口調」「意見言葉」「結末技法」などなどの

 

様々な「技術」をあきらめないで練習していくと、不幸になる癖(例えば、「感情的になって争う癖」など)が次第に影を薄め、

 

上記の幸せに生きる技術が次第に自分の「癖」になっていきます。

 

例えば、他者の課題に口出しすることは、支配であり、口出しされた方は、攻撃と受け取ります。そうすると、争いが起きます。たとえ表面に現れなくとも心の中で「争い」が起きます。

 

なぜ、争いを起こしてまで、他者の課題に口出してしまうのか?それは、心の奥の奥では「他者は敵だ」と思っているからなのです。

 

他者の課題に口出するのをやめて、課題の分離をして、代わりに共同の課題にして、主張的に頼んで、お願い口調と意見言葉を使う練習をしていくと、

 

自分の潜在意識の奥の奥の思い込みが「他者は仲間だ」に変わっていくのです。いえ、あなたが変えていくのです。

 

もしも、あなたに子どもさんがいれば、あなたが幸せになる技術を練習して身につけていくほど、あなたの子どもさんも、とても楽に、幸せになっていくでしょう。

 

あなたに、子どもさんがいなかったとしても、SMILE勇気づけの親子・人間関係セミナーの各種技術は、あらゆる人間関係に使えて、あなあの人間関係を確実に改善していきますし、

 

何よりも、あなたがあきらめないで練習をし続ければ、

 

あなたの潜在意識の奥の奥にある「人生のプログラム」(アドラー心理学では「ライフスタイル」と呼んでいますが)が、幸せに生きていくプログラムに変わっていきます。

 

過去と他者を変えることはできません。

 

でも、自分を変えて、自分の人間関係全てを変えることは可能です。そして、幸せになることは可能です。

 

あなたが、あきらめさえしなければ。

 

 

2016年07月21日

反省はしない方がいい

アドラー心理学では、反省はしない方が良いと考えます。

 

「え?反省しなかったら、人間成長できないじゃん。」と思ったあなた。

 

そうでしょうか?反省なしの改善だけをすればいいのではないでしょうか?改善さえすれば、成長できますよね。

 

反省なんかしたら、自分を責めて、惨めな気持ちになって、生きていくエネルギーが下がると思うのです。

 

人間は、その瞬間、その瞬間、一生懸命生きています。その時は、それが一番良いと感じて そう行動したのです。だから、反省する必要はありませんよね。自分を責める必要はありませんよね。

と思うのです。

 

私たちは、人間の力を信じているのです。反省なんかしなくても、未来に向かってよりよく改善してく力があると信じているのです。

 

もちろん、他人に迷惑をかけたら、謝った方がいいです。でも、それは、私が悪いから謝るのではなくて、相手の嫌な気持ちを癒すために謝罪するのです。

 

悪いから謝るのか?相手を癒すために謝るのか?この違いは、かなり、大きいのです。

 

反省したり、自分を責めたりすると、勇気がくじかれます。勇気と言うのは、生きていく意欲、よりよくしていくエネルギーのようなものと思ってください。

 

だから、勇気がくじかれると、また同じような不適切な行動をとってしまいやすい と思いませんか?

 

それよりも、勇気をもって、自分にできる範囲で、次からは、良いと分かっていることや、比較的この行動の方がマシかなと思う行動を実践していこう!と思って、未来に目を向けて、行動を変えようとする方が、よりよくなていくと思いませんか?

 

反省なんかする必要ないのです。この経験をもとに次にもっとうまくやればいいのです。

 

「反省しないと、より良い行動がとれない。」というのは、勘違いです。

 

反省しない方が、次に より良い行動がとりやすいというのが、心理学的な真実です。

 

皆さんも、反省するのをやめて、自分を責めるのをやめて、今の自分をありのままに受け入れて、未来に向かって、改善していきませんか?

2016年07月10日

誰でも幸せになることができる

私たちが暮らしているこの社会は、この世は、助け合いと貢献と協力と愛に満ちています。

 

例えば、私たちは、色々な職業を分担することで、豊かな社会を形成しています。色々な職業を分担するという助け合いをしているのです。協力をしているのです。

 

そう。人間は、みんな、一人残らず協力し合う仲間なのです。

 

アドラー心理学はこれが社会の本質、この世の本質だと思っています。人間と言う存在の本質だと思っています。

 

私たちは、心の奥底に自分の人生をどう生きるかの「人生のプログラム」(アドラー心理学では「ライフスタイル」と呼んでいます。)を持っていて、そのプログラムに沿って生きていきます。

 

そして、「人生のプログラム」の中の思い込みが、社会の本質に沿った思い込みだと、私たちは幸せに生きていくのがたやすいのですが、

 

「人生のプログラム」の中の思い込みが、本質の逆だと、苦しい、辛い人生を歩むことになるのです。

 

この世は、助け合いと貢献と協力と愛に満ちているのに、だから、他者はみんな私の仲間なのに、

 

心の奥底の「人生のプログラム」の中の思い込みでは、

 

「この世には危険なことも起こるかもしれない」とか

 

「他者の中には攻撃してくる人もいるかもしれない」とか

 

「他者は競争相手だ」というような、本質とは逆の思い込みを持っているから、

 

人生を生きていくのが、苦しいし辛いのです。

 

中には、うつやパニックや神経症や摂食障害や体調不良などを作り出して、苦しむ人さえいます。

 

この世はシンプルで、幸せに満ちているのに、

 

複雑に考える癖があるから、苦しむのです。

 

あなたの中に、

 

他者を警戒してしまう癖や、

 

他者と自分や誰かと誰かをつい比較してしまう癖や、

 

比較して自分を無力だと思ってしまう癖や、

 

他者と競争して優位に立とうとする癖や、

 

他者を感情的になって責める癖や

 

攻撃されたと感じるとその人を遠ざける癖や、

 

「この世には『ひどい人』がいる」「この世にはなんて嫌な奴がいるんだ」と思う癖がないか?

 

もし1つでもあったら、

 

あなたの潜在意識の奥の奥には、「他者は敵だ。」「この世は危険なところだ。」という思い込みが、あるかもしれません。

 

このような思い込みは、私たちは子どもの頃に自分で作りました。

 

自分で作ったといっても、あなたは全く悪くありません。子どもの頃の環境を観察して、「きっとこうだろう。」と思い込んだだけですから、

 

私の子ども時代のように、激しく感情的に怒鳴られたり、暴力を振るわられたりしたのを体験したのかもしれない。

 

あるいは、大人が感情的になっている所や暴力を振るっている所を観察したのかもしれない。

 

そのような観察を通して、子どもが「他者は危険な敵だ。」とか「この世は危険なところだ。」という思い込みを作ってしまうのは、ごく自然なことかもしれません。

 

あるいは、親や先生から、あなたの課題にたくさん口出しされたのかもしれない。「お兄ちゃんなら我慢しなさい」と言われたかもしれない。「いい子でいなさい」と態度で示されたかも。「勉強しなさい」と言われた人もいるかも。

 

これらは全て、いわゆる過保護や過干渉と呼ばれるものです。

 

「自分がどういう人であるか」ということを決めるのは、本人だけが決めることのできる専決事項であって、人間の尊厳の根幹的なコアになります。

 

だから、大人から自分の課題に口出しされると、子どもの潜在意識は「攻撃された」と判断します。

 

ここでもやはり、子どもが「他者は敵だ」「この世は危険なところだ」という思い込みを作るのは、ごく自然なことです。

 

幸福になるのは、シンプルです。

 

こころの奥にある思い込みを

 

「他者は仲間だ。」「仲間と協力して仲良くすることができる。」「この世は安心安全なところだ。」

 

に変えるだけでいいのです。

 

そして、自分のことを好きになって、自分が仲間たちのお役にたっていると感じさえすればいいのです。

 

奥の思い込みを幸福な思い込みに変える、様々な技術があります。

 

技術だから、学んで、練習するだけでいいのです。

 

誰でも出来るのです。

 

本人が、

 

自分の現在の奥の思い込みに支障があることを認め、

 

それを幸福な思い込みに変えよう!

 

そのために、変える技術を学び、練習して、

 

幸福になるまであきらめないぞ!

 

と決意して、行動に移しさえすれば、誰でも幸せになれると、私たちは信じています。

 

あなたも幸せになりませんか?

2016年06月17日

うつになったら

眠れない。 疲れているのに朝の1時や2時に目が覚めて、グルグルと考えてしまって眠れない。

 

疲れているのに、昼も眠れずに、同じことをグルグル考えて、気になった仕方がない。

 

気分が落ち込んで、どうしようもない。仕事も何もしたくない。

 

不安で不安で、焦燥感でいたたまれない。

 

テレビを見る気力さえない。新聞を読む気力もない。もちろん本なんて読めない。

 

食事が砂をかむようで、味がしない。食欲がない。体重が急激に落ちてきた。

 

これらの症状のいくつかが当てはまったら、うつ状態になっているかもしれません。

 

うつになったら、まず、絶対に薬を飲まないことです。薬では、うつは良くなりません。

 

心療内科に行って、診断書をもらい、診断書を示して仕事を一時的にお休みするのはおススメですが、医者からもらった薬は絶対に飲まない方がいいです。

 

まず、薬で、うつや不安や不眠が改善することは、絶対にありません。症状を一時的にマヒさせたり、睡眠ではなくて薬で気絶させることはできますが、

 

薬でうつ症状が改善したり、薬で不安がなくなったり、薬を飲むことで、眠れるようになったりしません。

 

逆に、個人差があるのですが、

うつが双極性障害に移行したり、人格が凶悪になったり、自殺したくなったり、しばらくは不安が収まったと思っていたら、一か月後にはもっとひどい不安に襲われるようになったりとか、薬なしでは眠れない体になったりとか、

 

多くの人が、薬によって逆に苦しむようになります。

 

それに、10年も、20年も飲み続ける人さえいます。

 

苦しくても、薬だけは飲まないようにしましょう。「薬ではよくならない」←クリック

 

どうしてもお医者さんに診てもらいたい人は、熊本市南区城南町の松田医院和漢堂に行って、診てもらってください。

 

そして、出来れば、熊本こころ相談室でなくてもいいので、カウンセリングを受けて、うつ状態を克服してください。

 

イギリスでは、お医者さんはうつの人に薬を出さないのは常識です。お医者さんは「うつは薬では治らないので心理カウンセリングを受けてください」といいます。イギリスでは、うつになったら保険で15回のカウンセリングを受けることができます。

 

熊本こころ相談室では、潜在意識の中の人生プログラムを書き換えることによって、うつを克服した人たちがたくさんいます。

 

うつは必ず克服改善できます。

 

あなたもあきらめないで。

 

2016年05月30日

アドラー心理学「適切な行動、不適切な行動」

自分の子どもがとっている行動が、良い行動なのか?悪い行動なのか?判断に迷ったことはありませんか?

 

あるいは、自分がこれから取ろうとしている行動が、良い行動なのか?悪い行動なのか?迷ったことはありませんか?

 

あるいは、子どもの行動が悪いと思って、叱ってみたけども、子どもから思いっきり反抗されて言い争いになって、「あれ?」と思ったことはありませんか?

 

アドラー心理学では、「良いか悪いか」「全か悪か」というのは、あるのかも知れないけども、神でもないので人間には結局のところ分からないと思っています。その証拠に、人や国や宗教によって善悪って大きく異なります。

 

ですから、アドラー心理学では、幸福な人生を生きるという目標にとって、その行動が適切か?不適切かという判断基準で行動を見ます。

 

アドラー心理学では、人は社会に建設的に貢献するという行動によって 社会の中に適切な「居場所」を作るということを通して、満足して、幸せになると考えています。

 

ですから、行動を社会の中に建設的に居場所を作るのに「不適切な行動」と「適切な行動」(厳密には「中間の行動」というのもあるのですが、)に分けて考えます。

 

自分の要求を通すために他者に迷惑をかけたり意図的に傷つける行動を不適切な行動、

 

それ以外は、適切な行動(学問的に詳しくいうと、実は、中間の行動というのもあるのですが。)と捉えると、

 

人の行動が実にスッキリとわかるようになります。

 

つまり、人は、ほとんど適切な行動しかとっていないということです。

 

そして、相手は適切な行動をとっているのに、それを「悪い」と一方的に決めつけて不満をもったり、非難したり、叱ったり、罰を与えたりしているということにも気づけます。

 

不適切な行動を取られた時に、つまり、意図的に迷惑をかけられたり、傷つけられたりしたら、思わず傷ついたり、怒って反撃したりする(しなくてもいいのですが)のは、多くの人にとってはごくごく自然なことなのですが、

 

相手が、適切な行動の範疇なのに、傷ついたり、悲しんだり、怒ったり、さらには、反撃してその相手を傷つけようとする人がいます。あるいは、傷つけてでも、相手を操作しようとする人がいます。

 

これは、その人の中に、不幸な認知パターンがあること、不幸な行動パターンがあることを示しています。

 

例えば、ドラえもんというアニメの登場人物であるのび太のお母さんは、「0点を取ってきたの?」と怒ったり、怒鳴ったりしますが、

 

よく考えてみてください。「0点を取った」というのび太の行動は、不適切な行動ではないですよね。誰に対しても意図的に迷惑をかけたりしていませんよね。

 

のび太が0点を取ったことに、お母さんがガッカリしただけです。で、そのガッカリ感を怒りに変えて八つ当たり気味に怒鳴ったか?のび太に勉強をさせて良い成績を取らせるという 操作的で支配的な目的のために、怒って、怒鳴ったのです。

 

お母さんは、「ガッカリ」という一次感情を、怒りという二次感情で覆い隠して、支配的な攻撃行動をとってしまったのです。

 

アドラー心理学では、支配的な攻撃行動は不幸な結果しかもたらさないので、やめた方がいいと提案します。

 

やめて、もっと穏やかな方法を学んで、それを日常の中で実践していくと、

 

あなたの潜在意識の奥底にある「人生のプログラム」(ライフスタイル)が幸せなプログラムに変わり、

 

あなたはいつのまにか幸せになった自分に気づくでしょう。

 

 

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