カテゴリー アーカイブ 熊本にペルグリーノ博士を招聘した時の写真
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本郷の一言「熊本こころ相談室」の本郷ひろなか先生が心理学に関する話題を随時更新します ご遠慮なく お問い合わせ←クリック下さい。 096-384-3181 「熊本こころ相談室」にてチーフカウンセラーを務める本郷ひろなか先生は熊本市内各所で開催しているアドラー心理学や心理カウンセリングに関する講演やセミナーで講師を担当、アルフレッド・アドラーの孫弟子にあたるジョセフ・ペリグリーノ博士からは「私の大事な友人にして弟子であるヒロよ。」と呼ばれる程の絶大な信頼を寄せられているアドラー心理学者のひとりです。本ページでは機能不全家庭で過ごし心理的虐待を受け続けた過去から自ら立ち直った経験のある本郷ひろなか先生が、同じく様々な問題や悩みを抱え苦しんでいる方たちのための一言を綴っていきます。 2015年07月27日
うつ やる気が出ないのはなぜ?うつ症状の時に、やる気が出ないのはなぜでしょうか?
うつ症状だけではありません。やる気が出ないのには、一定の法則があります。
まず、人間という存在とその他の動物つの違いを理解する必要があります。
人間がほかの動物と決定的に違うのは、いつも「より良くなりたい!」と思っているということです。※犬や猫はそんなこと思っていません。
そう。人間は常に「よりよくなりたい。」と思って生活しているのです。
そして、どんなふうにより良くなりたいかという「理想」も持っています。※アドラー心理学では「自己理想」と呼んでいます。
がんばってどんな現状に到達しても、「更によくなりたい」と常に思っていますから、現状よりも理想は常に高いところにあります。
ですから、必ず人間は現状に欠乏感を感じます。詳しく言うと「理想とのギャップ」を感じるのです。※アドラー心理学では「劣等感」と呼んできます。
さあ。問題はこのギャップなのです。詳しく言うと、ギャップとそのギャップを乗り越える自分自身への自信が関係するのです。
ギャップが自分の力から見て、乗り越えるのは無理だと感じる(あくまで、その人の主観です)と、やる気が起きなくなるのです。
そして、このやる気の低下がひどくなった状態が「うつ状態」で、
やる気が出なくて、課題に取り組むのを避けるために、いろんな症状で「出来ない状態」を生み出す変化形が、神経症やパニック障害や摂食障害や社会不安障害などの「症状系」で、
やる気が出なくて、アルコールや覚せい剤やギャンブルやSEXや共依存に依存するのが、「依存系」なのです。
逆に、「このギャップは自分の力で何とかなるぞ。」と感じると、やる気が出て、建設的な行動をしていきます。
ですから、やる気を出すためには、「理想」を自分の力で何とかなる程度に落とすことが必要になってくるわけです。
ただし、自分の持っている「理想」がどんなものか、分からない人がほとんどです。おおくの人は、自分がどんな「理想」を持っているかについて無自覚なのです。
ですから、最初のステップとして、自分の「理想」に自覚的になる必要があります。
熊本こころ相談室のカウンセラーは、クライエントさんがどんな「理想」を持ってらっしゃるのかに自覚的になられるのをサポートします。 2015年07月21日
あきらめないで、、、困った症状があったり、悪癖があったり、人間関係に困ったり、自分に自信がないなどの 不幸な状況にある時、 それを幸福な状況に変えるためにすることは、 自分を変えることです。
詳しく言うと、自分の潜在意識の中にある「プログラム」(私たちは「ライフスタイル」と読んでいるのですが、生きていくためのシナリオ)を書き換えることです。
不幸な状況を作り出してしまう「くせ」は、かなり強固です。
しかし、変えることが出来ます。
あきらめさえしなければ。
カウンセリングを継続して、10回、15回と受け続けることは、非常に有効です。 なぜならば、カウンセリングを受け続けるということは、「くせ」を変え続けているということだからです。
「SMILE勇気づけの人間関係セミナー」を受けて、SMILEの方法を、練習するという道もおすすめです。 あきらめないで、練習し続けるほど、「ライフスタイル」は変わっていき、少しずつ幸せになっていきます。
あきらめないで。
あきらめさえしなければ、あなたには、素晴らしい幸せが、必ずやってきます。
あきらめないで、 2015年07月15日
叱らない子育て世の親は、なぜ叱ってしまうのでしょうか? 叱る以外の方法を知らないからだと思うのです。 お願いだから、「SMILE勇気づけの親子関係セミナー」など(SMILE以外にもあるかもしれないので)の「叱らないで、子どもに自ら考えて判断してもらい、建設的な行動を取ってもらう」親子関係の作り方を、学んでほしいと思います。 こころ相談室に悩んでくる人の9割以上が、子どもの頃叱られることによって、不適切な人生シナリオを作ってしまった人なのです。 親が、子どもの失敗を叱ったり、批判しなくなったら、逆に失敗を勇気づけるようになったら、その子どもは、失敗を恐れなくなるでしょう。 失敗を恐れない子どもは、いろんなことに意欲的にチャレンジするようになるでしょう。 そして、失敗を乗り越える過程で、多くのことを自ら学ぶでしょう。親が教える必要はないのです。 親が、子どもの不適切な行動に負けて要求をのんだり(甘やかし)しないで、叱りもしないで、それよりも適切な行動の時にたくさん勇気づけするなら、子どもは不適切な行動をやめて、適切な行動をするようになるでしょう。 親が、自分の好みや期待を押し付けないで、期待外れの時も叱らなければ、 子どもは、自分らしくあることに自信を持ち、自分の好きなことを建設的に行うようになるでしょう。 そして、自分の人生を自信を持って生きていくでしょう。 多くの親に、「叱らない親子関係の作り方」を学んでほしいものです。 2015年06月19日
恩なんか返さなくてもいい恩なんか返さなくていい。
あなたが、ただ幸せに生きていってくれるだけで。
自分の好きなことをやってくれるだけで。 2015年06月14日
パニック障害を克服するために in福岡・熊本熊本こころ相談室には、いわゆる「パニック障害」を発症されている方が、たくさんいらっしゃいます。
まず、パニック障害、パニック発作と言っても、一人一人が違います。全く同じの方はいらっしゃいません。
動悸が激しいとか、体がしびれるとか、息が苦しくなるとか、体が動かなくなるとか、強力な不安感に襲われるとか、ひどいめまいで動けなくなるとか、
しかし、共通する部分もあるようです。
パニック発作を発症されている方の「ライフスタイル」(潜在意識の中にある人生を生きていくシナリオ、プログラムのことを、アドラー心理学ではこう呼びます。)は、たいてい「私は無力だ」とか「私は大変な目にあう」とか「人生は危険だ」とか「私にはどうしようもないことがたくさん起こる」とかの思い込みが入っていることが多いようです。
そして、パニック発作が起こっていないときは、十分にいろいろなことが自分でできる方が多いようです。
つまり、十分いろんなことが自分の力で出来てしまうので、
人生のシナリオの中で規定されている「無力で大変な目に合う自分」を確定するためには、パニック発作とか、めまいとか、動けないような体調の不調とかを起こすことが必要なのです。
症状がないと、「一人で大丈夫で、何でも自分で出来て、人生の何とかなる」という流れになってしまうので、人生のシナリオとしては困ってしまうのです。
熊本こころ相談室に通ってこられるクライエントさんは、
潜在意識の中にある「人生のシナリオ」(「ライフスタイル」)を意識的に変えていかれます。現状のシナリオがどのようになっていて、どのように変えていけばいいのかを考えるのをカウンセラーはサポートします。
もちろん、関係するトラウマ的な辛い記憶を開放するのを、カウンセラーが手伝います。
そして、だんだんと「人生のシナリオ」を変えていかれて、いつの間にか、パニック発作は、症状は、めまいは、極端な不調は、起こらなくなっていくのです。
パニック発作は、めまいは、極端な不調などの症状は、必ず克服できます。
そのためには、対処療法的に症状をなくそう、消そうとしないことです。
急がば回れ。大元の人生のシナリオ(「ライフスタイル」)を変えましょう。
変えることが出来るのです。
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