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本郷の一言

「熊本こころ相談室」の本郷ひろなか先生が心理学に関する話題を随時更新します

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「熊本こころ相談室」にてチーフカウンセラーを務める本郷ひろなか先生は熊本市内各所で開催しているアドラー心理学や心理カウンセリングに関する講演やセミナーで講師を担当、アルフレッド・アドラーの孫弟子にあたるジョセフ・ペリグリーノ博士からは「私の大事な友人にして弟子であるヒロよ。」と呼ばれる程の絶大な信頼を寄せられているアドラー心理学者のひとりです。本ページでは機能不全家庭で過ごし心理的虐待を受け続けた過去から自ら立ち直った経験のある本郷ひろなか先生が、同じく様々な問題や悩みを抱え苦しんでいる方たちのための一言を綴っていきます。
アドラー心理学にご興味をお持ちの方や鬱 (うつ) 、パニック障害、不登校、引きこもり等で心理カウンセリングをご希望の方は「熊本こころ相談室」までお気軽にお問い合わせくださいませ。

2017年11月09日

眠れないときは、

眠れなくなったといって相談にいらっしゃる方がいます。

 

まず、絶対に睡眠薬や睡眠導入剤を飲まないでください。

 

不眠になって、薬を飲む前にうちに相談にいらっしゃった方は 100% 不眠の悩みから抜け出られます。

 

ところが、睡眠薬などを飲んでらっしゃる方は、特に長い間飲んでらっしゃる方は、非常に抜け出すのが困難です。

 

眠れなくなったら、心療内科などに行って薬を飲む前に相談に来てほしいものですが、

 

とにかくまず「不眠で死んだ人は一人もいない。」ということを肝に銘じてほしいのです。睡眠薬や睡眠導入剤で死んだ人はたくさんいますけどね。

 

眠れなくなったことについては、何らかの悩みや問題があるはずなので、、そちらについての自分の考え方や姿勢を変えたほうが急がば回れなのですが、

 

緊急避難として、うつの時と同じように、仕事や学校を休む、辞めるという形で避難するほうがいいこともあるでしょう。

 

眠り自体への措置としては、眠れないことをあまり気にしない方がいいでしょう。

 

死にはしません。(「何ていい加減なことを言うんだ。」という人は、電話でもいいので私にご相談ください。)

 

そして、寝る場所、ベッドや布団の上で、寝ること以外をしないことです。スマホを見ない、テレビを見ない、漫画を見ない。(見ても十分眠れる人は見てもいいですよ。)

 

ベッドに横になったら、眠れなくても目をつぶって静かに横になっておく。眠れなくてもこれだけでも疲れは8割がたとれるので、「眠れない。眠れない。」と騒ぐ必要はありません。

 

6,7時間ベッドに目をつぶって横になっていたら、眠れてなくても朝は7時くらいには起きて活動しましょう。そして、日中は絶対に眠らないようにしましょう。

 

ずっと起きて活動して、11時くらいになったら、ベッドに横になりましょう。

 

眠れないからと言って夜中に活動したりスマホを見たり、日中に寝ないことです。

 

一度ご相談にいらしてみてください。

 

根本の問題を解決しましょう。

 

全国どこからでもできる電話カウンセリングも行っています。熊本こころ相談室 予約:お問い合わせ:096-384-3181 info@cocorosodan.jp

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2017年11月09日

うつ(鬱)は潜在意識からのSOS

うつ(鬱)は、「うつ病」と言ったりしますが、病気ではありません。

 

「大うつ病」という本当に病気のうつもありますが、数万人に一人がかかる病気で、何も起こっていないのに突然落ち込んで、考えることも困難になって、痴呆のように日常生活すらできなくなって、それが数年間続いて、いつの間にか治ってしまうという、非常に特徴的な病気です。

 

「大うつ病」には治療法はなくて、放っておくと治る病気です。休養するしかありませんし、ほとんどの人はかからない病気です。

 

実は、1960年代までは、「うつ病」というのはこの「大うつ病」のみを指していました。

 

何らかの人間関係のトラブルや人生上の問題が起こって、そのことに悩むことで、非常に落ち込んだ状態になって、

うつ状態になって、

眠れなくなったり、

早朝覚醒するようになったり、

一日中ぐるぐる同じことを考え続けて落ち込んだり、

テレビも見ることができなくなったり、

本や新聞も読めなくなったり、

会話もできなくなり、

仕事をするのも困難になるのは、

 

病気ではなくて、心因性のストレス反応として扱われていました。

 

それを、「うつ病」と診断するようになったのは、「抗うつ剤」が製薬会社によって開発されてからです。薬を売りたい製薬会社が「うつ病」という病名をつけて薬が売れるように、協力的なお医者さんとともに、「うつは心の風邪」という形でキャンペーンを打ってからです。

 

つまり、薬の販売のために作られた病名なのです。

 

そう。実は「うつ」の諸症状は、心因性のストレス反応だったのです。

 

ですから、うつ状態になったら、心療内科や精神科に行って薬をもらって飲んだしないことです。(普通の心療内科や精神科は薬しか出しません。)

 

なぜならば、うつ状態を直す薬は存在しないからです。

 

それよりも、「うつ」は、自分の潜在意識からのSOSだと思ったほうがいいと思います。

 

今の環境や人間関係や仕事が、私にはもう無理だー!というSOSなのです。

 

だから、緊急避難的には、診断書だけを病院からとって、薬は飲まないで、仕事や学校を休むことで、避難したほうがいいでしょう。

 

あまりにもひどい会社や学校だったら、やめるのもおすすめです。

 

しかし、この緊急避難的行動は、あくまでも緊急避難です。

 

辛い環境に対してSOSを出してしまう、潜在意識の奥の人生プログラムを、根気強く改革する必要があります。

 

人生プログラムを改革するためには、プログラムを変えるような心理カウンセリングを継続して(最低15回以上)受けるか、SMILE勇気づけの親子人間関係セミナーのような潜在意識を変えるためのプログラム学習コースを受けて、地道に練習する必要があります。

 

緊急避難が終わったら、一度ご相談ください。

 

もちろん、緊急避難のご相談も乗ります。

 

ちなみに、躁うつ病も1960年代までは、数年おきに躁と鬱が変わる病気でした。これも数万人に一人の珍しい病気です。

 

ところが、抗うつ剤などの向精神薬が人々に投与されるようになって、短い間隔で躁と鬱が入れ替わる症状が出現しました。

 

これは、心因性のストレス反応であるうつ状態の人に、抗うつ剤などを投与した結果生み出された、医原病です。

 

向精神薬が生み出した病気です。

 

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2017年11月07日

拒食、過食、摂食障害

拒食、過食、摂食障害は克服できます。

 

拒食や過食や摂食障害の大本は、娘と母親との関係性に端を発することが多いのです。
※全てではありません。多いだけです。さらに言うと、解決のために娘と母親の関係性そのものを修復する必要はありません。

 

母親は娘が出会う、最初の同性の他者です。

 

自分を生み、赤ん坊の時は生殺与奪の権利をすべて握った全能者という特別な存在でもあります。

 

この母親が、自分の課題に侵入してきます。課題の分離をしないで、彼女の制空権内に侵入してくるのです。

 

分かりやすく言えば、過保護・過干渉です。侵入される彼女からしてみると、そんな簡単な言葉では言い表せないほどの危機的状況です。

 

さて、そのような他者に絶対領域を侵され続けるという危機的状況を抱えながら、他所との人間関係の渦の中に入っていくとき、きつくてつらくてたまらない状況になっていきます。

 

その状況から逃れるために、彼女は拒食・過食・摂食障害という手段を用います。

 

食とは、その生物としての個体にとって生存の第一条件なので、いわば自分の命を懸けた防衛行動です。

 

自分の命をかけて、例えば食べないことで、危険極まりない人間関係の渦から逃げるのです。

 

解決方法は、食に関することをどうにかすることではありません。

 

娘と母親の関係性をどうにかしなくてもいいのです。

 

ただし、母親が協力してくれるのであれば、母親がSMILE勇気づけの親子人間関係セミナーを受けて、自分の人生プログラムを変えてくれるのは、ものすごい助けになるでしょう。

 

仮にそうでなくても、娘自身がカウンセリングを受けたり、SMILE勇気づけの親子人間関係セミナーを受けて、練習して、自分の人生のプログラムを変えていけば、楽に幸せになっていきます。

 

特に、自分の制空権内への他者の干渉を拒否できるようになると楽でしょう。

 

あきらめないで。

 

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2017年11月07日

雑談

潜在意識の奥の人生プログラムを変えるのには、ある程度のカウンセラーとの面会と、本人の努力が必要です。

 

なぜならば、本人だけで変えようとすると、変えようと考えたりいろいろとやるときに古い人生プログラムを思いっきり使ってしまうので、逆に変わりにくくなってしまうからです。

 

カウンセリングを継続していく中で、「何も問題がないので、」という理由でカウンセリングを中断する人がいるのですが、とてももったいないことです。

 

問題がないときほど人生のプログラムは変えやすいからです。

 

問題があったり症状があったりするときは、問題や症状のほうに注意がひきつけられて、本来のプログラムの変更=思い込みの変更にエネルギーが流れにくいからです。

 

だから、何も問題がないときこそ継続してカウンセリングをするといいのです。

 

何も話すことがなかったら、雑談をするといいのです。

 

日頃の日常生活のこと、人とのかかわりのこと、日頃考えていること、何でもいいので雑談します。

 

実は、これらの雑談の中に、自分の人生プログラムの変更に関する重要なヒントが隠されています。

 

何気ない雑談なのかにこそ、その人の何気ない普通と思っている思い込みの偏向(バイアス)が入っていて、そのバイアスを変えていくことで幸せなプログラム=思い込みになることが多いからです。

 

カウンセラーと雑談をしましょう。

 

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2017年11月06日

課題の分離

「人の目が気になる」の文章で、受け身的に課題の分離ができていないことを書きましたが、

 

受け身的に課題の分離ができていない人は、能動的に他者の課題に感情を動かしたり、口出ししたり、手を出したりすること多いようです。

 

「ドラえもん」という国民的アニメがありますが、このアニメの中で「のび太」という主人公のお母さんが、「のび太、宿題やったの?」「部屋を片付けなさい。」「庭の草取りは終わったの?」口やかましく、指示をしたり、叱ったりします。

 

宿題をいつするか、どのようにするかなどは、のび太の課題です。

 

部屋を片づけるのものび太の課題だし。

 

庭の草取りをするかどうかものび太の課題です。

 

お母さんは、のび太の課題に口やかましく、口を出して、指示をして、お母さんの期待通りじゃなかった時には叱ったりします。

 

このお母さんは、日本人的にはごく普通の人です。普通だからこそ、日本人の中では違和感がなく、国民的なアニメになっているのでしょう。

 

多くの人が「何が問題なの?」「普通じゃん。」と思うかもしれません。

 

しかし、親が子どもの課題に口出しし続けると、非常に不都合なことが起こることが知られています。

 

まず、従順な子どもは、いつも自分の課題について口出しされるのですから、依存的になっていきます。

 

自分で考えて行動しなくなっていきます。

 

ひどい場合は、責任転嫁してきます。例えば、「僕が遅刻したのは、起さなかったお母さんのせいだ。」とか。

 

従順ではない子どもの場合は、いつも反抗して、ケンカのようなもめごとのようになるかもしれません。反抗期には、徹底的に反抗するかもしれません。

 

従順なままよりもましかもしれません。自分が何をしたいのかがわかるからです。

 

どちらにしても、自分の課題に口出され続けることによって、「人の目が気になる」ようになりやすいでしょう。

 

そう。「人の目が気になる」人は、子どもの頃、親に、自分の課題に口出された人なのです。

 

だから、自分が親や、上司や先輩のような立場になった時に、子どもや部下に対して、口を出したり、出さないまでも相手の課題が気になって仕方がなくなるでしょう。

 

ですから、課題の分離を練習して幸せになっていくときに、「人の目を気にしない」練習だけでなくて、

 

他者の課題を能動的にも気にしない、口を出さない、手を出さない練習も必要なのです。

 

表裏一体だからです。

 

子どもの頃、課題に口を出され続けた影響?

 

うん。自分一人で克服するのは困難かもしれません。専門家の援助を得てください。

 

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