カテゴリー アーカイブ 熊本にペルグリーノ博士を招聘した時の写真
カウンセリング空き時間予約受付時間:9時~19時 なお、カウンセリング空き時間青文字は、チーフカウンセラー本郷の空き時間です。他のカウンセラーはたくさん空いていますので、お問い合わせ下さい。 |
本郷の一言「熊本こころ相談室」の本郷ひろなか先生が心理学に関する話題を随時更新します ご遠慮なく お問い合わせ←クリック下さい。 096-384-3181 「熊本こころ相談室」にてチーフカウンセラーを務める本郷ひろなか先生は熊本市内各所で開催しているアドラー心理学や心理カウンセリングに関する講演やセミナーで講師を担当、アルフレッド・アドラーの孫弟子にあたるジョセフ・ペリグリーノ博士からは「私の大事な友人にして弟子であるヒロよ。」と呼ばれる程の絶大な信頼を寄せられているアドラー心理学者のひとりです。本ページでは機能不全家庭で過ごし心理的虐待を受け続けた過去から自ら立ち直った経験のある本郷ひろなか先生が、同じく様々な問題や悩みを抱え苦しんでいる方たちのための一言を綴っていきます。 2020年03月20日
電話相談初回無料 60分3000新型コロナ、猛威を振るっていますね。
熊本でも7例目の感染者が出たそうで、なんと新婚旅行でスペインバルセロナへ新婚旅行に行って帰国した20代の女性の方だそうです。新婚ほやほやのお嫁さんかわいそうですね。
私自身はあまり脅威に感じていません。キネシオロジーの自己治癒力強化方法もあるし、シータヒーリングの「ウィルスの除去」もあるからです。
シータヒーリングは細菌やウィルスのような見えないものに対してはとても強力です。(これは、私からシータヒーリングを学んで実践されている方々からも多く聞いています。)一度お試しあれ。
もちろん、手洗いは徹底していますし、三条件「密閉」「密集」「近距離会話」は避けていますけどね。
ご存知ですよね?
新型コロナウィルスのクラスター(集団)発生のリスク条件として、 ①密閉空間で換気が悪い ②人が密集している(手の届く距離に多くの人がいる) ③近距離での会話や発生がある の三つが重なった時が危険だという話ですよね。
まあ、
①は、2方向からこまめに換気すればいいし、
②は、人との距離を1,2メートル離せばいいし、
③はマスクをすれば問題なしですけどね。、
熊本こころ相談室としても、
電話カウンセリング・セラピー 初回60分無料を復活することとしました。2回目以降も、電話カウンセリング・セラピー60分3000にします。(お得意様70分3000)
電話でのシータヒーリングもします、どうぞ、どんどんご活用ください。
他にも、お得意様料金として、対面カウンセリング・セラピーも 80分7000 にします。
皆の力で、コロナ危機を乗り越えましょう。
※お得意様というのは、5時間以上熊本こころ相談室のサービスを受けた方です。電話相談でも、対面カウンセリングでも、SMILEなどのセミナーでも、合わせて5時間以上ならば、あなたはお得意様です。 2020年01月31日
再度開催31日(金)~2月7日(金)再度セラピー ヒーリング サービス週間再度セラピー ヒーリング サービス週間 好評のため再度開催します
セラピー ヒーリングを50分4000円、70分5000円で提供します。(通常60分7000円)
お電話ください。090-2855-4567本郷
カウンセリングは通常通りですが、期間中にカウンセリングを受けた方には、「1か月以内ならセラピー ヒーリングを50分4000円、70分5000円で受けられる券」を差し上げます。
熊本市中央区水前寺6-10-44-303熊本こころ相談室
シータヒーリング(浄化、思い込みの変換、悪いエネルギーの除去など) どんなセラピーヒーリングでも あなたの望みのセラピー・ヒーリングを施術します。 あなたの問題解決 目標達成にどんなセラピーヒーリングが適切か、筋肉反射テストで潜在意識に問い合わせることもできます。 2020年01月27日
かんしゃくなどの感情的爆発☆感情的爆発 感情的に爆発して、かんしゃくを起こしてケンカ状態になることを…TA(交流分析)では「ゲーム」と言います。
感情的爆発と言っても、気質によって違います。その場でわかりやすくかんしゃくを起こす人ばかりではありません。
中には、静かに怒って、仕事を突然辞めたり、交際してたのに突然連絡が取れなくなったりという反応で怒りを表現する人もいます。例えば「実は怒っているでしょう?」と本人に聞くと、そうだと答えてくれます。
下記は、あくまで交流分析の知識です。 交流分析では、人間関係における交流を、次の6種類に分類します。 1、引きこもり(交流をしないで、一人で考えたりボーとしている状態)、 2、儀式(日常の挨拶など)、 3、暇つぶし(あまり目的もない世間話、遊びなど)、 4、活動(何かの目的を持った活動)、 5、ゲーム(どちらかの行動が引き金となっていさかいに発展して、感情爆発に至り、驚きや混乱の瞬間を経験し、最後には双方ともに「イヤーな後味」を深く感じて終了する「あっ、またやってしまった。」と思ってしまう同じパターンの行動形式)、 6、親密さ(双方の本音と本物の感情をお互いに分かち合い、深い信頼関係を感じる思いやりと理性に裏付けられた交流) の六種類です。
引きこもり、儀式、暇つぶし、活動、ゲーム、親密さの六種類です。
ゲーム以外の交流は必要な交流です。特に親密さは重要です。一番濃厚な交流だからです。本当に親密さの濃厚さと暖かさと居心地良さを知っている人はゲームをしようとはしません。
ところが、私もそうでしたが、機能不全家庭で育った人は「親密さ」を見たことも体験したこともないので、親密さを実現することが怖くてたまりません。一番濃厚だということは一番危険だということでもあるからです。相手への絶対的信頼感がなければできませんし、やり方自体も知っていなくてはいけません。(親密さのやり方を具体的に学べるのがスマイルです。私は、怖さを克服して、親密さのやり方を学び、親密な本音と感情のシェアリングを練習して、少しずつできるようになりました。)
でも、親密さをできない機能不全家庭で育った人も濃厚な交流はしたい。だったら同じくらい濃厚な感情を感じさせてもらえるものがあればいい。そう。親密さの代わりに繰り広げられるのが「ゲーム」なのです。ゲームがもたらしてくれる濃厚さは「イヤーな後味」ですが。薄っぺらな交流しかないより、濃厚なゲームがあった方がましなのです。
ゲームの基本は、「キックミー(私を蹴って!)」と「さあ、捕まえたぞ!このやろう。」の二つの組み合わせです。変化型としていろんな名称のゲームがありますが、どれもこの二つのゲームの変化型にすぎません。
「キックミー(私を蹴って!)」というゲームは、繰り返し繰り返し相手がやめてほしいと思う行動を続けることです。最終的には相手から手ひどいしっぺ返し(キック)を食らって、驚きと混乱を感じて終了します。
「さあ、捕まえたぞ!このやろう。」は相手の理不尽な行動を何度も我慢しているが、最後には感情的に爆発して、その瞬間になにやら勝ち誇ったような感情を覚え、しかし、その後に混乱を感じて「あ、またやってしまった。」と終了します。
わかっていただいたと思いますが、ゲームは「キックミー」のプレイヤーと「さあ捕まえたぞ」のプレイヤーが対(つい)になって起こるのです。ゲームをしない人は「キックミー」の罠にはまって「さあ、捕まえたぞ」をしたりはしません。「さあ、捕まえたぞ」の役を演ずる人の前に出ても「キックミー」を演じたりしません。
ほかに、「はい、でも(イエスバット)」というゲームもあります。相談する側と相談される側があって、相談される側がどんな解決策を提案しても、 相談している側は「はいそうですね。でもできそうにありません。」とか、 「なるほど良い方法ですね。でも、」と最初に「はい。」と言って
必ず「でも、」「しかし、」と否定するやりとりを繰り返すゲームです。カウンセリングの場面でよく起こるゲームです。カウンセラーが最後に怒ってしまったら「はい、でも」のゲームの罠に引っかかったのです。これも「キックミー」の変形ですね。怒ったカウンセラーは「さあ捕まえたぞ」をやってしまったのです。
ゲームを演じるのは、機能不全家庭でゲームが日常的に繰り広げられてきたのを体験してきた人です。つい反応してしまうのです。癖のようなものです。
ですから、カウンセリングで他人への信頼感を回復させたり、カウンセリングやSMILE(人間関係学習プログラム)で適切な人間関係の取り方を学ぶと、少しずつゲームをすることが少なくなっていきます。
とにかく、ゲームに代わる「親密さ」を実現しないことには、ゲームはやめられません。 2020年01月26日
幸せになる言い方人と人とが付き合う時に、相手と情報を交換しますよね。
この情報の交換に使う表現方法には、「事実ことば」という方法と、「意見ことば」という方法の二種類があります。
「事実ことば」というのは、自分の提供する情報は事実だよと断定して表現する方法です。 ①「あのな、毎回部長に連絡した方がいいに決まっているよ。」 ②「健康診断は毎年うけるもんだよ。」 ③「初物を食べると、75日寿命が延びるよ。」
これらは、全て実は一つの意見にすぎません。 ①は「毎回部長に連絡するのがいいのだ。」という意見をあたかも事実かの如く表現しているのです。 ②も「健康診断を毎年うけるのは当然だ。」という意見を、それが事実なのだとか、正しいことなのだと表現しているのです。 ③は、現代では迷信の一つですが、江戸時代には広く信じられていた意見ですが、それをいかにも事実かの如く断定しています。現代でもゲンのいい迷信のようで、マグロの初セリなどで常識はずれの億越えの値段が出ていますね。もちろん信じていない人はまったく信じないでしょう。
コミュニケーションをするとき、事実ことばを使うとケンカになることがあります。単なる意見をまるで事実であるかのごとく表現するからです。
うちの娘たちが小学生のころ、良くやっていました。
ある日も何かゲームの仕方で言い争っていました。 「違うよ。これはこうするんだよ。」 「分かってないなあ。この時はこうするんだよ。」 「違うもん。そうじゃないもん。」
そこで私が介入します。もちろん介入には手順が必要です。なぜならば、その言い争いは娘たちの課題だからです。他人の課題に手順を無視して介入するととても破壊的なことが起こります。
「なんか、パパ気になるんだけど、話に加わってもいいかなあ?」
娘たち二人「うん。いいよ。」
「両方の言い分を聞いてもいいかなあ?」と言って両方が思っていることを聞きます。
「なるほどね。しょうこは…………って思ってるんだ。けいこは~~~って思ってるんだ。」
娘二人「うん。」
「そうかあ。二人の意見が現在の時点では違うんだね。お互いに相手を説得したかったら、私はこう思うんだけどって言ってみたら?そして、説得できなかったら、あきらめるって言う方法もあるよ。時間がたったら分かってくれるかもしれないじゃん。」
二人とも、その後、少しだけ話して争いは止めました。
当然です。「私は~と思う。」という意見ことばを使ったら、事実争い、正しい争いをしなくてすむからです。人が言い争いをしているときは必ず、事実ことばを使って、競争したり戦ったりしているのです。
意見ことばにして、なるほどね、相手はそういう意見なんだと思えば言い争いは終了です。
アドラー心理学では、すべての心的葛藤は人間関係なのだと喝破しています。つまり、心の中だけの葛藤はないのです。人間関係を反映した葛藤にすぎないのです。
で、人間同士のコミュニケーションをより適切なお互いが協力し合えるようなものにしていけば、心も落ち着いてくると考えているのです。
事実ことばと意見ことばというスキルもその一つです。言葉を変えることだけに意味があるわけではありません。しかし、言葉を変えるとその人の態度が変わることはよくあることじゃありません?
態度が変わったと言うことは心の状態が変わったということですよね。そして、自分の態度が変わると相手の態度も変わるのです。さらに、相手の態度が変わると関係性全体が変わって、さらにさらに自分の心も穏やかに幸せになっていくのです。
言葉→態度→関係性で、何を目指すのか?
競争したり、争ったり、支配したりする関係性ではなくて、分かりあったり、協力したり、仲良くしたり、助け合ったりする関係性を目指した方が、私もあなたも、みんなも幸せになると思うのですけどね。
※これは、「SMILE勇気づけの人間関係セミナー」の中のほんの一部の知識です。SMILEを受講して、ちゃんと練習すると、その人の潜在意識の中にある「人生のシナリオ(人生のプログラム)」が幸せなシナリオに改編されていきます。 2020年01月25日
機能不全家庭機能不全家庭出身のクライエントさんと話していて、私自身がカウンセリングを受けたときのことを思い出しました。
カウンセリングを初めて受けたのは35歳くらいの時だったでしょうか?酒乱で定期的に暴れる父親とそれを共依存的に支えていながら被害者を装っていた母親という出身家庭の中で、私は生きてきました。地獄のような苦しみのなかで、その地獄から抜け出すことはできないと思いこんでいました。
だから、妻を説得して同居に持ち込んでいきました。今考えると、最初から別居しておけば良かったのですが、当時はそんなこと考えられませんでした。親とは同居するものだと思っていました。まあ、父親に洗脳されていたのですね。あんなにひどい親だったのに。(別に親に対する愛情はなくしていませんが、ひどい扱いを受けたことは否定できないので)
同居した当初、父と約束しました。「飲んでも暴れない」って。まあ、無理な約束だったのですが。しばらくは我慢していた父が、定期的に暴れ出しました。
ごくまともな家庭で育った妻はびっくりしたそうです。「私をだましたわね。」とも言われました。結婚する前に、というか同居する前にも、「うちの家庭はねえ、父親が酒乱で定期的に暴れるんだよー。暴言で周りの人全員を傷つけるし、ものは壊すし、暴力もふるうし」なんて話さなかったからです。
でも、妻はこうも言いました。「中に入ってみなきゃ、絶対に分からない世界よね。」
そうです。酒害の家庭、あるいは酒害でなくても機能不全家庭(虐待とかネグレストなどのはびこっている家庭、DVは振るわれる方への虐待でもありますが、それを子どもに見せるとうことは子どもへの虐待でもあります。)のことは、その家庭の中へ入ってみないと分かりません。
体験したことのない人には分からない地獄の世界です。
暴れた後、最初は「すまん、こうすけ。もう二度と暴れないから」と謝っていた父は、そのうちに開き直り出しました。「俺の機嫌を悪くする、おまえたちが悪い!」(今なら、「あのー、あなたの機嫌はあなたのもので、私たちとは何ら関係ありませんからー。」と言うのですが。)と言って。
で、気持ちよく定期的に暴れて、私たち夫婦を侮辱し、かつ暴力も振るいました。
子どもの頃の地獄の再現でした。
私は妻に言ったのです。「おまえは子どもを連れて実家に帰れ。俺は、あいつを殺して言えに火をつけるから。」って。 そしたら、妻が言うのです。「そんなことするぐらいならば、カウンセリングでも受けようよ。お金使おうよ。何とかなるかもしれないじゃん。」って。
カウンセラーと話す中で、徐々に出身家庭からの洗脳が解けていきました。丁寧に表現すると出身家庭のひどい環境の中で自分を守るために子どもだった私必死に身につけてきた作戦のことが分かってきて、大人になった私用の作戦に変えていったのです。
当時はそのことが魔法のように感じていましたが、今各種の心理学やカウンセリングを学んで実践してきた体験から考えると当然だったのですね。
ある程度の腕のあるカウンセラー(私くらいの 笑)とセッションを持てば、出身家庭というきわめて狭い世界の中で作られた思いこみや歪んだものの見方は、ゆるんでいきます。急速に楽になっていきます。
当時の私も、「親とは同居するものだ」とか「親から受けた恩は返さないといけない」とか「自分はつまらない存在だ」(よく酔った父親から「おまえが今まで何か立派にやり遂げたことがあるか!!ないだろう。」と罵倒されていましたから、それを真に受けていたのですね。)いう歪んだ思いこみから開放されて、天国を見た思いになっていました。
で、すっと楽になって、父親と大げんかをして同居を解消して、別居することになったのです。
当時のカウンセラーさんには悪いけど、今の私が当時の私のカウンセラーをしていたら、あんな大げんかをさせずに同じ別居という結果に軟着陸させたと思うなあ。
それにしても、カウンセリング料金も高すぎたなー。12回で30万円というのはちょっと……。まあ、腕はよかったですけどね。当時は他のカウンセラーを知らなかったし、カウンセリング料金というものがだいたいいくらくらいなのか知らなかったから。まあ、いろいろあるかもしれませんが、普通一回60分一万円前後~6000円程度でしょう。※3000円などとあまりに安いのも、カウンセラーは十分な研修を積んでいないでしょう。
とにかく、カウンセリングでの支えがあって別居できたのは確かでした。家を出て行くときには今まで白黒に見えていた世界が一挙にカラーで見え始めていたのを覚えています。
別居した後も、AC(アダルトチャイルド)であった私はいろんな苦難に見舞われます。まあ、不幸せになる癖を山ほど持っていましたから。
アドラー心理学に出会った私は、それを徐々に幸せになるくせに変えていきました。
まだまだ不完全だけど(と言うか、人間って死ぬまで不完全かもしれないけど)、いろんな課題を克服して行っている途中かな?
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