役に立たないどころか、有害かもしれません。

自分で行動したのに、自分で責めるって、自己矛盾ですよね。

自分の今のありさまは、自分の中にある思い込み群(人生のシナリオ、アドラー心理学では「ライフスタイル」人生の流れのスタイルと呼びます)が作り出しています。

だから、その思い込み群=人生のシナリオ=「ライフスタイル」が問題なのです。

まずは、自分のことを責めるのをやめて、反省するのをやめて、後悔するのをやめて、思い込み群を変えるぞー。と決心された方がいいのです。

ただし、自分一人で自分の思い込み群を変えようとしても、絶対に変えらません。無理です。

なぜかというと、思い込み群は無意識の中で「ライフスタイル」というシステムを作り出していて、何か行動したり、考える時に必ず発動します。

だから、それを変えようと考え出すときも、「ライフスタイル」が発動してしまうのです。

「ライフスタイル」を変えようとしているのに、その「ライフスタイル」が最大限に活性化するのです。

ですから、せっかくの「ライフスタイル」を変えるようなアイディアを思いついても、バカらしく感じたり、抵抗を感じたりして、

せっかくの素晴らしいアイディアを実行するのをやめてしまうのです。

逆に、「ライフスタイル」を強化するようなことを次々としたくなってしてしまうのです。

これが、人はなかなか変わらないということなのです。

では、変わるためには、どうしたらいいのでしょうか?

それこそ、カウンセラーという第三者の協力を得て、「ライフスタイル」を変えるようなこと、今までは絶対しなかったこと、一人だとくじけてしまい続けないようなことを、

根気強く変え続ける必要があるのです。

あるいは、SMILE勇気づけの親子・人間関係セミナーなどを受講して、その中から変更していく指針を学び、

素直に、指針通りに、自分の古い癖を修正していく

毎日の修練が必要です。

SMILE勇気づけの親子・人間関係セミナーは、熊本こころ相談室で最も人気のあるセミナーですが、受講しただけではだめなのです。

私本郷にとっては、アドラー心理学中でもSMILE勇気づけの親子・人間関係セミナーは、自分の人格を成長させていく大きな指針であり続けています。

また、ペリグリーノ博士(アドラーの孫弟子)の生き方は、

横の関係を生きてられる人間としてのモデルであり、目標にさせていただいて、

毎日の修練をさせていただいています。

アドラーは、「人間は死ぬ三日前まで人格的に成長が可能だ。」と言いました。

私は、死ぬ三日前まで修練を続けて、人格を成長させ続けるつもりです。

 

アクセスバーズやタッチフォーヘルスなどのセラピーも、とても大きな助力をくれます。

自分を責めるのをやめて今の自分を受け入れるぞ、とか、人格を成長させてもっと人に優しくなるぞ、とか、人生を楽に幸せに生きるぞ、とか、競争するのをやめて、あらゆる人と仲良くしていくぞ、などの目標に向けて

進むあなたの障害を取り去ったり、バランスをとってくれるでしょう。

そして。

そして、進むのは、あなた自身なのです。

アクセスバーズやタッチフォーヘルスやセラピーが進めてくれるわけではありません。

クリアリングがされれば、自然と進むようになるわけではありません。

あなたが前に進むのです。

「うまくいかないのは、まだ、クリアリングが足りないからだ。」と誤解して、クリアリングの道具収集、クリアリング地獄に陥らない方がいいです。

自分が、目標に向かって何が何でも進むぞ、という意志が、全てを決めるのです。

自分の意志を信じましょう。