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本郷の一言

2015年09月07日

依存から抜け出す道筋

人間、何かに過度に依存してしまうことがあります。

 

アルコール依存とか、恋愛依存とか、パチンコ依存とか、SEX依存とか、それこそ、さまざまな依存がありますが、

 

適度な依存(依存とは言わないか)ならいいのですが、生活に支障が出る依存の場合、抜け出す必要があります。

 

依存から抜け出すときに、まず一番最初にすることはなんでしょうか?

 

それは、「依存的行動を取っているのは、自分自身である。だから、依存から抜け出すことが出来るのも自分だけである。」ということを、明確に意識して、いつも念頭に置くことです。

 

他人のせいとか、環境のせいとか、自分の気分のせいとか、衝動のせいとか、感情のせいにして、責任転嫁している間は、依存から抜け出すことは不可能だからです。

 

次に、依存的行動の大元になっている無意識の中のプログラム(アドラー心理学では「ライフスタイル」と呼んでいます。)を明らかにして、その大元を変えていく努力をする必要がありますが、

 

一人では、明らかにして変えていくことは、ほぼ100%不可能です。

 

変えていくのは本人なのですが、プログラムの中のどこが依存的行動と関係しているのかを探るのが、本人だけでは非常に難しいのです。

 

また、どこが大元か分かって、それを変えていく行動を取っていくときに、本人だけだと、自分のライフスタイルを使いながら使っているライフスタイルを変えていくという、非常に困難な状況になっていくのです。

 

だから、自分だけでどうにか依存から抜け出そうとした人は、きっと何回も堂々巡りで挫折した経験をお持ちなはずです。

 

また、大元のプログラムを変えないで、力技で依存的行動だけをやめようとした人も、一回止めたはいいけど、再び、依存的行動を始めてしまうという経験をたくさんお持ちのはずです。

 

依存からの脱出には、無意識の中のプログラム(「ライフスタイル」)の変更が不可欠なのです。

 

そして、無意識の中のプログラムの変更を行うためには、アドラー心理学カウンセラーとの共同作業が不可欠なのです。

 

大元である、無意識の中のプログラムが変わっていくと、いったん止めた依存的行動を再発しなくなります。

 

もちろん、「よし。この行動をやめるぞ!」と大いに決意して、やめるのは本人が行うことですが。

 

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