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本郷の一言2015年05月26日
嫉妬は、、、感情への対処法嫉妬は厄介です。
なぜかと言うと、嫉妬は、誰かを自分の思い通りに動かそうとする感情だからです。
嫉妬をしてしまうのは、癖なので、なかなか直しにくいのですが、直すことが出来ます。
意識して直した方がいいでしょう。
アドラーはこう言っています。
「私たちが皆持っているわずかな羨望は、有益に使いさえすれば大目に見ても良い。しかし、嫉妬はずっと厄介で危険だ。なぜならば、嫉妬は有害であり、強くて深 い劣等感にもとづいているからだ。嫉妬は他者を自分の思い通りに操作しようとして使われるからだ。」(アルフレッド・アドラー、個人心理学講義)
他者へのわずかな羨望と言うのは、「なんか、うらやましいなあ。」という軽い感覚のことです。
「わずかな羨望」は有益に使いさえすればOKだと、アドラーは言うのです。「皆持っている」とも言っています。どうしても、わずかには羨望してしまうのです。
みんなが持っている感情なのですから、「うらやましいなあ」というのは、有益に、つまり自分の成長とか建設的な行動に使えばいいのです。
自分の成長と言うのは、子どもっぽい感情を使う癖を直して、理性的な論理的な穏やかなコミュニケーションを使うようになっていくことです。
建設的な行動というのは、自分のためや他人のためになる行動のことです。
しかし、嫉妬は、他者の課題への強烈な執着から生まれます。他者への執着は、いかなる時も破壊的な結果を生みます。
なぜならば、嫉妬は嫉妬心を使って他者を自分の思い通りに支配しようとするからです。
この癖は、修正する努力をした方がいいと思います。
嫉妬という感情を使うことをやめて、理性的に言語によるコミュニケーションを練習することです。
自分の望むことを、言葉に出してお願いをするのです。そして、望みをかなえてくれたら、ありがとう。断られたら、あっさりあきらめるのです。というか、あきらめる練習をするのです。相手には、断る権利があるのですから。
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