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本郷の一言2018年12月28日
イライラがおさまらないイライラがどうしてもおさまらない時がありますか?
そのイライラを向けている対象はなんですか?
感情をコントロールするとき、大事なのは、その感情を向けている対象、そして目的を明らかにすることです。
ドラえもんというアニメで、のび太のお母さんが、いつまでたっても宿題をしようとしないのび太を前に、イライラして、とうとう「さっさと宿題をしなさい。」と怒鳴ったとしたら、
のび太のお母さんのイライラの対象はのび太で、目的は「のび太に宿題をさせること」です。
イライラや怒りの目的は、このように支配的な目的であることが多いようです。
感情が火山の爆発のように吹き出すもので制御不可能だと思っている人が多いようですが、それはたぶん間違いです。
ちゃんとその感情を向ける対象と目的がある どちらかというと道具のようなものです。
火山の爆発なんかじゃなくて、自分が使っている道具なんだという理解が進むと、コントロールしやすくなります。
イライラがおさまらないときは、イライラを向けている対象とたぶん支配的であろう目的を意識しましょう。
そして、その対象を自分の思い通りに支配したいという 支配欲 から離れたほうがいいでしょう。
はい。とても難しいでしょうね。
そんなに簡単じゃないことは知っています。
でもその対象への執着を解放して、イライラを使う方法以外の方法を学び練習する必要もあるかもしれません。イライラを使う以外の方法とは、「私メッセージ」「主張的な頼み方」「意見言葉」「お願い口調」などです。カウンセリングで質問したり(やり方自体は1,2回のカウンセリングで学べます。)、あるいは、ELM(勇気づけ勉強会)やSMILE勇気づけの人間関係セミナーなどを受講して学ばれてみてください。
そのイライラする癖に トラウマ的な記憶が関係していたりしたら、そのトラウマ的な記憶を癒してあげる必要もあるかもしれません。
まあ、第一段階として、イライラの対象とその目的を意識できるようになると、前に進めるかもしれません。「ああ、道具として自分が作り出しているんだ。」と認識できたら、あとの変化は早いかもしれません。
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