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本郷の一言

2018年12月22日

付き合いにくい人 扱いにくい人

普通に付き合いたいとこっちは思っているのに、やけに突っかかってきたり、非協力的だったりして、付き合いにくい人、扱いにくい人っていますよね。

 

アルフレッド・アドラーは、こう言っています。

 

「扱いにくい相手とうまく付き合うには、

相手が何とか自分を優秀に見せようとして、躍起になっていることを念頭に置くこと。

その観点から相手と付き合ってみなさい。」

 

そういう人って、なぜ付き合いにくいのか、扱いにくいのか?

 

その人が自分に自信がないので、一生懸命競争して、勝って優秀さを見せつけることで、偽物の自信を得ようとしているからです。アドラーが言うように、自分に自信がないから、躍起になっているのです。(本当に自信がある人は、わざわざ他人に自分を憂愁に見せる必要はありません。)

 

だから、競争を仕掛けられているこちらとしては、とても扱いにくいし、付き合いにくいのです。

 

勝負を仕掛けてきたり、自慢をしてきたり、「僕すごいでしょう。」と褒められようとしたり、勝負を買ってみたり、うざいと嫌な気分になるのは、あまりお勧めではありません。

 

なぜなら、それは相手の作戦にまんまとはまったことになるからです。

 

少し、離れて、客観的に観察することです。

 

「ああ、この人は自分に自信がないので、自分の優秀さをこれ見よがしに見せつけるのに躍起になっているんだな。大変だなあ。」と余裕で観察することです。

 

そして、自分としては、できる範囲内で、仲良く協力してあげることです。

 

勇気づけてあげることもいいでしょう。ちなみに勇気づけることと褒めることは同一ではありません。

 

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