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本郷の一言

2017年02月15日

本郷ひろなかの「嫌われる勇気」解説16

この文章は書きかけです。嫌われる勇気118~

 

テレビドラマ「嫌われる勇気」に日本アドラー心理学会が厳重に抗議しているようですね。

 

まあ、あそこまでアドラー心理学を捻じ曲げられると、抗議したくなる思いも分かります。

 

そうなんです。人を嫌いになるのは、そのような人との交友を避けたいからです。

 

でも、いいんですよ。「こんな人との交友を避けよう」という目的をもっていいんです。そして、その結果として「嫌い」になってもいいんです。

 

哲人は、それではだめだと言っているのではないんです。人は、まず目的や意図を先に持って、その結果として感情を作り出して使うのだと解説しているのに過ぎないのです。

 

どんなに素敵な人格の人であろうとも、いや、逆に「素敵すぎて嫌味で嫌だ」ということすらあるのです。

 

目的や意図を決めるのは本人です。全ての責任は本人にあるのです。それが悪いと言っているのではありません。

 

いいのです。どのような目的や意図を持ってもいいのです。それが自分が作った目的や意図だと認めさえすれば、

 

認めないで、何かに責任転嫁することを、アドラーは「人生の嘘」と呼んだのです。

 

自己嫌悪や他者恐怖や神経症やうつやパニックや摂食障害や様々な症状を作り出して利用しているのは、本人なのです。

 

責任転嫁することをやめて、真正面から見つめ受け入れることから、第一歩が始まります。

 

そして、この第一歩を踏み出すのに必要なのが「勇気」なのです。自分の勇気を振り絞りましょう。

 

全てが、さいころの面のように、同じアドラー心理学というものを、様々な角度から見ているのです。

 

それが、「全体論」であり、「自己責任」であり、「所有の心理学」なのです。

 

全てをその人が決める自己責任論だからこそ、あらゆることを「道具」として使う「使用の心理学」なのです。

 

そして、そんな人間を具体的に勇気づけ、人生に向かい合い、幸せになっていく「技術」があるのです。

 

その「技術」を学び、練習するのが、「SMILE勇気づけの親子・人間関係セミナー」なのです。

 

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