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本郷の一言

2016年05月18日

アドラー心理学「口癖は人生を変える」

アドラー心理学では、口癖やよく心の中で思っている考えのことをセルフトークと呼んでとても重要視します。

 

口癖は人生を変えます。

 

世の中の人をよく観察すると、幸せそうな人は「幸せな口癖」を持っています。不幸せそうな人は「不幸せな口癖」を持っています。

 

幸せな口癖を持っている人は、幸せなオーラも発しています。そして、不思議なことに、そんな人には何となく幸運があっちからやってくるのです。

逆に不幸せな口癖を持っている人は、なんだか暗いオーラを発しています。そして、そんな人には、不幸な出来事がやってくるのです。

 

不幸な口癖を持っている人は、何でも不幸に見てしまう癖(認知のメガネ)も持っていて、どんなことでも不幸に見てしまうのです。そして、そのことによって、もっともっと不幸を呼び寄せてしまいます。

 

それこそ、それは、砂糖水が蟻を呼び寄せるようなものです。

 

これは、口癖や認知のメガネの大元である思い込み=ライフスタイルのなせる業なのですが、

 

この口癖の大きな力を使って、口癖を変えることによって、人生そのものを変えることもできるのです。

 

 

あなたは、対人関係の何か出来事があった時に、

「人間って素敵だな。」「人間って素晴らしい。」「人間って信じられる。」「みんな仲間だ。」などのような人間という存在に対して肯定的な言葉をつぶやきますか?

 

それとも「だから人間て信じられない。」「人間ってドロドロしてるな。」「人間は怖いな。」(男は信じられない、女は怖い、などでもいいのですが、)などのような人間という存在に対して否定的な言葉をつぶやきますか?

 

前者は、ライフスタイルの中に、他者に対して肯定的信頼的な思い込みがありますので、肯定的な出来事があったら、当然「だから、人間ていいんだよな。」とつぶやきますし、

仮に否定的な出来事、例えば約束を破られるような出来事があったとしても、「でも、あの人はいい人だけどね。」などのような肯定的な側面に注目して肯定的な言葉をつぶやいたり、その後に、車の進路を親切に譲ってもらった出来事を強く意識して、「やっぱ、人間っていいな。」といつもの口癖をつぶやくのです。

 

後者は、ライフスタイルの中に、他者に対して否定的不信的な思い込みがありますので、否定的な出来事があったら、「やっぱり、人間って信じられないな。」とつぶやきますし、

仮に肯定的な出来事、例えば親切にしてもらう出来事があったとしても、「いや。何か企んでいるのかもしれない。」と思い、「人は信じられないからなあ。」といつも口癖をつぶやきます。

 

そして、前者は幸福な人生を歩み、後者は不幸な人生を歩むのです。

 

だったら、口癖を変えて、人生を幸せなものに変えようじゃないか?

 

良かったら、アドラー心理学カウンセリングを受けて、自分のどの思い込みが自分の人生を不幸せに向かわせている、あるいは悪癖や症状の元になっている、あるいは困難を作り出している、悪い人間関係を作り出しているということをはっきりさせませんか?

 

はっきりさせたら、その思い込みを理想的な思い込みに変える「口癖」をカウンセラーと共に考案してみましょう。

 

そして、思い込みが変わるまで口癖を、毎日毎日、言い続けましょう。飽きたら違う口癖を考案してみましょう。

 

あなたの人生は確実に変わります。

 

私はそう信じています。

 

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