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本郷の一言

2019年12月26日

アダルトチルドレン 生きづらさの自覚

私も、以前はアダルトチルドレンの自覚がありました。熊本こころ相談室を開く前は、「勇気づけの会」というアダルトチルドレンの自助グループを毎月開催していたくらいです。

 

「勇気づけのページ」というホームページで、アダルトチルドレンや共依存からの解放をたくさん他t苦さん書かせていただいたりもしていました。

 

家庭いうのは、子どもにとって最後の砦でもあり、その中にいれば安全で、安心してリラックスできる場所のはずです。家庭とはそういう機能を持っているのです。

 

ところが、家庭の雰囲気を主導している親が、精神的に不安定だったり、子どもを温かく愛情深く育てる姿勢に欠けていたりしたら、その家庭は、「子どもの安全を守り、安心してリラックスできる場所を提供する」という機能を発揮しなくなります。

 

そういう家庭を、「機能不全家庭」と呼びます。

 

幼少期を「機能不全家庭」で育った人は、無意識の中にある「人生を生きていくシナリオ」の中に「生きづらさ」を潜ませてしまい、自分に自信が持てなかったり、他者に過度の警戒心を持ちリラックスできなかったり、対人関係が破たんしたりして、生きづらい人生を送る可能性がとても高くなります。

 

それは、子どもの時に本来の子どもっぽい子どもが出来なかったせいでもあります。

 

機能不全家庭に育ち、生きづらさを自覚している人のことを「アダルトチルドレン」と呼んだ人たちがいて、私も当時それを真似して「自分もアダルトチルドレンだなあ。」と思っていたのです。

 

でも、アダルトチルドレンというのは、病名でも、心理学用語でもないので、無理して、アダルトチルドレンだと呼ぶ必要はありません。

 

そして、安心してください。アダルトチルドレンの自覚のある人もそうでない人も、「生きづらさ」を克服することが出来ます。

 

あきらめないで。

 

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