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本郷の一言

2018年06月25日

人生を楽しく生きるコツ その1

人生を楽しく生きるコツは たくさんなると思うのですが、いくつか挙げていきたいと思います。

 

一番に挙げられるコツとしては、

 

「過去のことにこだわらないこと」でしょうか?

 

過去に戻ることもできませんし、過去を変えることもできません。ですから、過去にこだわることは、何の意味もないことというか、逆にダメージを自分に与える行為だと思うのです。

 

「ああ、あの時あんなことしなきゃよかった。」なんて後悔する人はいませんか?

 

「後悔」なんてとんでもありません。絶対しないほうがいいでしょう。後悔してしまうことは、単なる癖にすぎません。「よし、後悔なんかしないようになるぞ。」と決意しさえすれば変えられる癖です。

 

「反省」もやめた方がいいでしょう。

 

「反省はしないほうがいいですよ。」と言うと驚く人がいるのですが、実は、「反省をしない」というのは、アドラー心理学では非常にポピュラーな考え方です。

 

たまに「反省をしないと成長しないんじゃないですか?」「反省をしないと改善できないんじゃないですか?」とおっしゃる方がいらっしゃるのですが、とんでもない。

 

人格的に成長するというのは、我慢できずにわがままを言う、迷惑をかけたのに謝らない、かんしゃくを起こす、感情的になる、人の悪いところを責める、責任転嫁をする、不機嫌な態度を振りまく、人の話を聞かないで無視をするなどなどの、人間的に未熟な態度や行動の癖を修正して、人格的に成熟した態度や行動パターンを身につけていくことでしょう。

 

未熟な癖をやめて、成熟した癖に変えていくのに、反省は必要ありません。淡々と未熟な癖をやめて、成熟した癖に変えていくだけでいいのです。逆に、反省ばかりして、癖を一向に変えない人のことをガンコ・傲慢と言います。

 

反省をするエネルギーがあったら、早く反省なんかやめて、柔軟に癖を変えていけばいいのです。通常、反省をすると意気消沈して、何もする気が起きなかったりします。反省はやめましょう。

 

改善するのに反省は必要ありません。過去に何かの失敗をしたとき、「よし、次の機会には失敗しないでうまく生かせるぞ。」と勇気を持って次の機械に望めば、人は自然と改善策を用いるものです。

 

反省なんかするから、改善への意欲が失われるのです。

 

後悔、反省を含めて、過去のことをぐるぐる考えるのはやめましょう。それは癖です。

 

心理的な癖を変えるのはあなたですが、心理カウンセラーのサポートが必要かもしれません。

 

 

 

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