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リフレイミング

リフレイミング

 フレームを変えること つまり、認知の「枠組み」を変えるという意味です。NLP独自の技法ではありません。

まあ、もともと、NLP自体がいろんな理論やいろんな分野の寄せ集めですけど(だから悪いと言っているわけではなくて、だからすごいといっているのです。)

 リフレーミングには「意味のリフレーミング」と「状況のリフレーミング」の二つがあります。

 私たちは、この世の出来事を、そのまま見ているわけではありません。どんな出来事も、何らかの意味づけを行って見ています。

 例えば、向こうから歩いてくる見知らぬ女性が笑ったとします。ちらりとこちらを見たような気がします。

 Aさんはこう思います。「お、俺のことを見て笑ったぞ。俺に気があるのかな。ちょっと嬉しいかな。」

 Bさんはこう思います。「何だよ、馬鹿にした笑いをしやがって。何か、今日の俺の服装はおかしかったかな?それとも、俺の顔がおかしかったのか?頭に来るなあ。」

 Cさんはこう思います。「変な女性だなあ。何か、思い出し笑いでもしたのかなあ。良くわからないや。」

 人間はこのように同じ現象に対して、人によって違う意味づけをします。これはあたかも、私たちが色眼鏡、しかもその人独自の色眼鏡をはめて世の中を見ているようなものです。アドラー心理学ではこれを「統覚のスキーマ」と言います。他の心理学では認知バイアスと言ったりします。

 とにかく、ある状況に対して、ある意味づけを行っているのです。

○意味のリフレーミング

 この、ある状況に対する意味づけを変えることを「意味のリフレーミング」と言います。

 例えば、交通事故に出会ったことで、ショックを受けて、鬱々と落ち込んでいる人に、「危険な事故にあったにもかかわらず、生き残ることが出来た。」という見方や、「貴重な体験ができた。」、「今後は安全運転をする癖が身についてよかった。」などの違った側面からの意味づけを学んでもらうのです。

 どんな出来事にも、考えればポジティブな側面はあるものです。

 そのポジティブな側面に証明を当てるのです。この意味のリフレーミングによって、ネガティブな意味づけをポジティブに変えて、気分などを改善します。

○状況のリフレーミング

 次は、その人が持っている色眼鏡の傾向を、違った状況に使ってみて、役に立つ場合があるということをイメージすることです。

 意味づけをそのままに、対象になる状況を変えるので、「状況のリフレーミング」と言います。

 ある人が、どんな状況でもそれに含まれる不都合などに目がいって、批判的なあら探しの傾向があるとします。あら探し傾向の意味づけが役に立つ状況を考えるのです。

 何か、危険な落とし穴があるような状況の場合、あらゆる事を批判的に見ることが、危険性を見事に察知する事につながります。

 この状況のリフレイミングを行うことによって、人は、自分のものの見方、意味づけ傾向を有用に使えるようになっていくのです。
 


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