共依存って何でしょう?簡単に言うと「共に依存している関係」です。(TA心理学では、もっと広い意味で「共生関係」と呼んでいます。)
もともとは、アルコール依存症者の依存を支えることに依存している家族を 共依存 と呼称したことから始まりました。
家族の中に アルコール依存症者がいても その人がアルコールに依存してしまうのを助けるかのごとき行動を取ってしまうのです。
本当は、自分に自身がないのです。その自信のなさを無意識的にごまかします。自分よりももっとダメな人間を世話をすることで 自分のことを「マシだ。」納得するために。
「アルコールに依存しているダメな人間」よりもマシな自分に安心するのです。
厳密に言うと 依存には健康な依存と不健康な依存があります。
例えば、生まれたばかりの赤ちゃんは、親や親的な役割の人に依存しないと生きていけません。これは、人間誰しもが通る人生の一時期ですから、いわば健康な依存です。
依存していないと生きていけない赤ん坊は、成長するにつれて、依存から抜け出して自立して、自律した人生を送れるようになります。
ただし、不適切な育児環境のもとでは、依存から抜け出すことが困難になります。共依存の親からは共依存の子どもができやすいのです。
これが世代間伝播と呼ばれる現象です。
子どもの頃からの洗脳状態で、不適切な考え方や人間関係の取り方を 自然と身につけてしまうからです。
例えば、共依存的人間関係においては
他人の感情をコントロールしようとしたり、他人の感情に責任を持とうとしたりします。
子どもをコントロールする親は、感情的になることを道具にして コントロールしようとします。怒ったり、悲しんだり、傷ついたと言っては、子どもを自分の価値観で左右しようとします。
そうしてコントロールされることが癖になった子どもは 大人になっても
他人の感情が気になってたまりません。
自分の言動が、相手を怒らせはしないか?悲しませはしないか?機嫌を悪くさせはしていないか?
周囲の人のご機嫌を取るために 自分の言動を変えます。
やりたくないことも、周囲からのプレッシャーだと勝手に思っているものに負けて 渋々してしまいます。
だから、人に何かを頼んだ時に相手が拒否すると 腹が立ちます。腹が立たないまでも、不愉快です。
だから、人に何かを頼むのが恐くて、なかなか頼めなくなる人もいます。
人間関係が苦痛です。
こんな人間関係は直せるでしょうか?
直せます。
自立した人間同士の人間関係の仕方を学んで 練習していけばいいのです。学んでもなかなか出来ない時は、心理セラピーで心理ブロックを取り去ればいいのです。
え?どこで学べるかって?
こころ相談室でどうぞ!