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本郷の一言

「熊本こころ相談室」の本郷ひろなか先生が心理学に関する話題を随時更新します

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「熊本こころ相談室」にてチーフカウンセラーを務める本郷ひろなか先生は熊本市内各所で開催しているアドラー心理学や心理カウンセリングに関する講演やセミナーで講師を担当、アルフレッド・アドラーの孫弟子にあたるジョセフ・ペリグリーノ博士からは「私の大事な友人にして弟子であるヒロよ。」と呼ばれる程の絶大な信頼を寄せられているアドラー心理学者のひとりです。本ページでは機能不全家庭で過ごし心理的虐待を受け続けた過去から自ら立ち直った経験のある本郷ひろなか先生が、同じく様々な問題や悩みを抱え苦しんでいる方たちのための一言を綴っていきます。
アドラー心理学にご興味をお持ちの方や鬱 (うつ) 、パニック障害、不登校、引きこもり等で心理カウンセリングをご希望の方は「熊本こころ相談室」までお気軽にお問い合わせくださいませ。

2018年12月30日

「強がる」ことと「強い」ことは違う

「強がる」ことと「強い」ことは違います。

 

本当に自分に自信があって強い人は、強がる必要性がありません。だから、強がりません。

 

強がってしまうのは、自分に自信がないからなのです。

 

自分のことを、大きく見せようとしてしまう。

 

自信満々のふりをしてしまう。

 

俺ってすごいんだよと自慢する。

 

自分のことを強く見せようとしてしまう。自分のことを良い人と思ってもらおうとしてしまう。自分のことをすてきな人物だと思ってもらおうとしてしまう。

 

つまり、自分に自信がないから、他者からの評価をいつも気にして、他者からの評価を良くしようとしてしまうわけです。

 

でも、他者評価を気にしている間は不安定で仕方ありません。心の平安は訪れません。

 

なぜなら、他人はコントロールできないからです。コントロールできない他人に頼っている間は、仮に一時期、周囲からの評価が上がって満足したとしても、不安定さは続くのです。

 

だから、たとえ建設的な方法や行動で、他者からの評価を高めよう、周囲からの評価を高めようとしていても、不幸は続くのです。

 

ましてや、それが、ごまかしだったり、見せかけだったり、強がりだったり、知ったかぶりだったりしたら、目も当てられないような惨状を招くでしょう。

 

他者の目を気にすることから抜け出ることが大事です。

2018年12月29日

アドラーの言葉「楽天的でありなさい」

アルフレッド・アドラーの言葉
「楽観的でありなさい。過去を悔やむのではなく、未来を不安視するのでもなく、いま現在だけを見なさい。」

 

これが、「嫌われる勇気」で、哲人が、「現在にだけスポットライトを当てる」と表現していたものです。

 

私たちアドラー心理学実践者は、過去のことを後悔しませんが、反省もしません?

 

反省しないというと、よくびっくりする人がいますが、実は、行動を改善していくのに過去の行動を反省する必要がないということを知っているだけなのです。

 

というよりも、反省をした方が落ち込んで改善がしにくくなります。

 

例えば失敗したときに、「次はどうしたら失敗を回避できるかな?次はどうしたうまくいくかな?」と考える方がずっとずっと建設的ですから。

 

楽観的に、未来に向かって建設的に、次「より良く」するにはどうすればいいかを考え、建設的に行動していきます。

 

まだ来ていない未来を不安に思うのも、効率が悪いので、不安に思いません。

 

まずいことが起こったら、起こってから、最大限の対処をしますので、来る前から悪いことを予測して、不安になって、現在への対処のエネルギーを下げるなんて馬鹿なことはしません。

 

起こってから対処すればいいのです。

 

何とかなるさ。

 

2018年12月28日

イライラがおさまらない

イライラがどうしてもおさまらない時がありますか?

 

そのイライラを向けている対象はなんですか?

 

感情をコントロールするとき、大事なのは、その感情を向けている対象、そして目的を明らかにすることです。

 

ドラえもんというアニメで、のび太のお母さんが、いつまでたっても宿題をしようとしないのび太を前に、イライラして、とうとう「さっさと宿題をしなさい。」と怒鳴ったとしたら、

 

のび太のお母さんのイライラの対象はのび太で、目的は「のび太に宿題をさせること」です。

 

イライラや怒りの目的は、このように支配的な目的であることが多いようです。

 

感情が火山の爆発のように吹き出すもので制御不可能だと思っている人が多いようですが、それはたぶん間違いです。

 

ちゃんとその感情を向ける対象と目的がある どちらかというと道具のようなものです。

 

火山の爆発なんかじゃなくて、自分が使っている道具なんだという理解が進むと、コントロールしやすくなります。

 

イライラがおさまらないときは、イライラを向けている対象とたぶん支配的であろう目的を意識しましょう。

 

そして、その対象を自分の思い通りに支配したいという 支配欲 から離れたほうがいいでしょう。

 

はい。とても難しいでしょうね。

 

そんなに簡単じゃないことは知っています。

 

でもその対象への執着を解放して、イライラを使う方法以外の方法を学び練習する必要もあるかもしれません。イライラを使う以外の方法とは、「私メッセージ」「主張的な頼み方」「意見言葉」「お願い口調」などです。カウンセリングで質問したり(やり方自体は1,2回のカウンセリングで学べます。)、あるいは、ELM(勇気づけ勉強会)やSMILE勇気づけの人間関係セミナーなどを受講して学ばれてみてください。

 

そのイライラする癖に トラウマ的な記憶が関係していたりしたら、そのトラウマ的な記憶を癒してあげる必要もあるかもしれません。

 

まあ、第一段階として、イライラの対象とその目的を意識できるようになると、前に進めるかもしれません。「ああ、道具として自分が作り出しているんだ。」と認識できたら、あとの変化は早いかもしれません。

 

2018年12月28日

昔 私は鬱でした。

昔、私は鬱でした。

 

典型的なうつ状態でした。

 

同じことをぐるぐる悩んで、こころが休まらなくなりました。

 

夜 眠るのが困難になりました。

 

アルコールの力でやっと寝ても、2,3時間で目が覚めてしまうのでした。早朝に目が覚めて、その後眠れないのです。

 

疲れがたまっているのに眠れないので、とてもきつかったものです。

 

食欲も全くなくなって、食事の味がしなくなりました。砂を噛んでいるようです。

 

たった三週間で、15キロも体重が減りました。

 

心療内科で診断してもらったら、「うつ病です。」と言われて、デパス(抗うつ剤)を処方されました。

 

結果を簡単に言うと、薬は最初に一日目だけで、飲みませんでした。飲んだ時に非常に不快な感覚があったからです。

 

4か月ほど仕事は休みました(病休と年休で処理しました)が、薬は一切飲まないで、直しました。

 

その時の経験と、その後のカウンセラーの経験と心理学の各知識をもとに、

 

「鬱克服勉強会」を開こうかと考えています。もちろん、カウンセリングでもお教えします。

 

最低限の薬は飲んでもいいかもしれませんが、薬以外の方法も試してみませんか?

2018年12月22日

統合失調症の診断を受けた方

熊本こころ相談室では、

 

数多くの統合失調症の診断を受けた方が、回復して行ってらっしゃいます。

 

個人情報なので詳しくは書けませんが、

 

ある方は、家族とのコミュニケーションも難しい状況でしたが、カウンセリングを重ねるごとに穏やかになられ、幻聴や幻覚もすっかりでなくなって、落ち着いて生活するようになりました。

 

ある方は、幻聴で自分や家族に対して悪口を言われることをとても気に病んでいらっしゃいましたし、幻聴が何かの存在が言っているのではないかと疑ってらっしゃいましたが、カウンセリングの進行とともに、幻聴で言われていることにだんだんと気にされなくなって、最後にはとうとう、全く聞こえなくなったと笑顔でご報告いただきました。

 

そのほか多数の方が回復されていっています。

 

アドラー心理学では、アルフレッド・アドラーの時代に、統合失調症の治療(アドラーは医者でしたので、彼のカウンセリングは治療に当たります。)のやり方はすでに確立していました。

 

薬物療法と並行して、カウンセリングもやってみませんか?

 

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